勝つ気があるんか?！

(ORIX)Buffaloes 5 - 4 Hawks

昨日はLionsが負け、今日はFightersが負けた。追う立場のHawksとしては、これ以上にない追い風なのだが...肝心のHawksが勝てないのでは話にならない！
追撃もクソもあったもんではない！

勝てる試合だった。

もちろん、人間がプレーをするのだからミスもある。1ゲームを通じて失投のない投手がいりゃ、もっと頻繁に完全試合やノーヒットノーランができてしまうだろう。
だが、誰の目にも注意をしなければならない場面、というものがある。
ガルシアへの初球なんて、まさにそれ。
6回の2ランも、ランナーを気にしすぎて下山へ不用意な1球。
勝ち方を一度は心得てたはずの杉内としちゃお粗末極まりない。

ズレータが2度の満塁の好機に凡退。
そして極めつけは、ベンチの不可解な投手継投。

1戦1戦を勝ちにいくんじゃなかったのか？！
トーナメントならこれで終わりやぞ？！

もちろん選手達に勝つ気がないとは思わない。でも、それがまだ足りんのか、前に出とらんのか...

何が歯痒いって、観ていて、なんか淡々と凡退し、淡々と点を獲られた感じがするのだ。プレーにせよ、ベンチワークにせよ、何かこう、流れをむんずと鷲掴んで、こちらに引き寄せようという、そういう感じが全くない。

しがみついてでも、何とかしようという気迫が感じられない。

勝ちとうないとや？！

あくまでも1位通過を目指す、ってのはリップサービスや？！
福岡でプレーオフをやるっちゃないとや？！

ま、何にせよプレーオフには進出する。
やけど、こんなんで勝ち抜いていけるや？！
1stステージは普通の3連戦と同じ。ちょっと流れを持ってかれて2敗すりゃ終わり。2ndステージだって、1位通過じゃなけりゃ2敗すりゃ終わり。

そういえば、Lions戦での松坂直撃の投ゴロで、ゲッツーを阻止しようとした信彦の手まで使った（？）スライディング。あの泥臭い必死さ、他の選手のは見とらんばい。
あの信彦が見せた、下手くそで不格好なダイビングキャッチが、メチャクチャ格好良く見えるのは何でやと思っとるんか？！

王さんがよう言うとろうもん。
「今日、この瞬間しかない１球を大事にしろ。」
「目の色変えて、目を吊り上げて、勝ちに行け。」

も1回、この言葉を1人1人が噛み締めて、明日負けたらもう次の試合が無くなる、そう思って残り4戦を全力で。
もう言葉は要らん。全力のプレーが見たいッたい！

以上！