悪いなりにゲームは作るが...

  • HiRO
    2006年06月11日 12:13 visibility68

Swallows 4 - 3 Hawks

 

前回対決は、日付をまたぐ長い試合になり忘れ去られた両先発、杉内と石井一久。


その両先発が同じような出来の悪さ。
初回に先頭バッターに四球を与え、簡単に2、3塁の状況を作り、簡単に1点目を与え、初回に2失点。まるで同じような初回の点の獲られ方。

 

明暗は2回。杉内は初回同様、先頭打者に四球を与え、この回も実に簡単に1点を許してしまう。対して、石井一久はこの回以降立ち直り、スライダーを見せ球にストレートで圧していく。

 

3対2のまま迎えた8回、替わった木田から田上が同点タイムリー。低め、ストライクゾーンからボールになるフォークを上手くとらえ三遊間を破る。だが、そこから作った2死満塁のチャンスで代打大道が2ゴロで勝ち越しならず。

 

9回、ヒットが25打席ぶりと全く当たっていない宮出に、吉武が勝ち越しソロ弾を浴び、ジ・エンド。終盤競った展開で山崎に替えて的場ってのは嫌なパターン。

 

それにしても、勝ち越し弾を打たれた吉武よりも、むしろ杉内。

 

今季、悪いなりにゲームを作っているのは流石。だが、開幕以来調子は悪いまま。
昨季はほとんど四球を許さず、自滅に近い形で点を献上することなどほとんどなかった。
今季は、WBC球との感触の違いなどで調整が十分でなかったのは分かるが、ここまでいっこうに調子があがってくる気配すらない。それでも、3失点に抑えて ゲームを作っているから首脳陣としても思い切りにくいのは分かる。だが、前も指摘したように、後のことを考えると、一度ローテを外すなりして、ミニキャン プでもはらせて再調整させたほうが良いのではないだろうか。


今は渚も肉離れで戦線を離脱しており、その意味では余計に外しにくくなっているが、中継ぎが整い、打線も上向いている今のうちに再調整させておいた方が良い気がする。

 

光明は、最近DHで使っている田上。いいね。低めや外のボールをヒットに出来る技術もあるし、パンチもある。思い切りの良さも持っている。いい働きだ。最終打席は、ど真ん中に入ってきてビックリして慌てて振った感じやったけど、愉しみな存在だ。

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