負けんで良かった?勝てたやろう!

  • HiRO
    2006年08月14日 03:03 visibility61
(ORIX)Buffaloes 3 - 3 Hawks

全ての野手を使い切る総力戦。
一度ならず二度までもリードを奪われながらも土壇場で追いつき、何とか引き分けに持ち込んだ。

どう捉えればよいのか。

前向きに考えるならば、よくぞ追いついた、2勝1分、負けなくて良かった、ということにはなろう。

だが、幾らHawksが勝てども首位のLionsが負けない現状にあっては、引き分けは負けに等しい。増してや、このゲーム、勝ち越すチャンスが再三再四に渡ってあった。タラレバは禁物だが、4番の信彦、5番のズレータに1本のヒットでも出ていたなら勝てていた。


杉内は5回に3連打を食らい1点を失うも上々の出来。7回を1失点。昨年の出来を100とするなら80程度にまでは戻ってきたのではないか。

8回、今日はランナー2人置いた場面で2度凡退した田上の3度目の正直。同点打となるセンター前ヒット。
完全に計算できるバッターになった感がある。3番田上、4番松中、5番ズレータのクリーンアップ。田上が3番にはいることによってカブレラを6番で使えるというメリットもある。

だが、9回。
8回から杉内の後を継いだ吉武がランナーを許したところで投手は篠原。ここで的場はガルシアに対し外一辺倒。内に1球放らせろ!と思って観ていたら、外を狙ったスライダーが甘く真ん中にはいって2ラン。

万事休すかと思われたが、9回裏、本間のタイムリーで1点を返すと、さらに大村のタイムリーで同点。土壇場で同点に追いつく。が、ここで一気に勝ち越したかったところ。この、あと1本に泣かされる。

山崎の後を受けマスクを被っていた的場に代打を出した関係で、延長に入ってマスクを被るは第3の捕手、田上。この田上が、藤岡、馬原を実に危なげなくリードした。延長に入って死球が一つあったものの無安打。

一方のHawksは負けのなくなった12回に1、2塁のチャンスを作るも、最終打者辻が見逃し三振。ってか、追い込まれとるから、あそこは手を出さないかんやろう。

結局、延長12回引き分け。

1回、8回、そして12回とランナーを置いて信彦、ズレータに繋がるシーンがあったが、ここで1本でも出ていれば。
信彦の不振ぶりは気になる。臀部膿瘍で身体を動かせなかった分の、身体のキレを取り戻そうと必死でランニングをしているようなので、結果が伴ってくれば自然と調子も上向くのだろうが。信彦の不調は後ろを打つズレータへのプレッシャーともなる。早く6月頃の調子を取り戻して欲しいものだ。

それにしても、藤岡、打たれる気がせんのやけど。
万全の信頼を置けるセットアッパー誕生の予感。


チームは福岡を離れ、仙台、所沢と6連戦。ここが勝負所。
目を吊り上げて、貪欲に勝ちに行くべし!

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