あの日の想いを糧に
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HiRO
2007年06月01日 01:09 visibility88
Giantsに2連敗、という以上に、ダメージの残る嫌な負け方。
2回にセンター多村が美技を魅せ、3回にGiants先発内海からその多村が8号2ラン。4回には田上が3号ソロを放ち3点をリード。
渚は6回まで無失点。
勝ちパターンでゲームを進めていた......筈だった。
7回途中、ランナーを2人出したところで、佐藤誠へ継投し、1死満塁となり代打清水となった時点で篠原へ。
が、その篠原が、代打の代打矢野にまさかの逆転満塁弾被弾......
さらに8回。
ランナー2人を置いて、阿部が高いライトフライを打ち上げた......と思いきや、そう、ここは箱庭のように小さな小さな狭い東京ドーム。ライトスタンド最前列への3ラン。マウンド上でガックリと膝を着き、ライトスタンドを呆然と振り返る篠原。
半年以上経った今でも忘れ得ぬあの光景。その胸の痛みを想い出す。
ここ数試合、沈黙を続けていた打線が序盤に2発の本塁打で効率良く先攻し、さらには渚が危なっかしいにせよリードを守ったにも関わらず、崩壊したブルペン投手陣を唯一支えてきた篠原が、終盤に満塁弾と3ランを被弾。
渚の2塁牽制も完全なアウト。
チームの流れが悪いとはいえ、皮肉なまでに投打が噛み合わず、判定までもがここ最近は敵対する。
ちょっとベンチや選手達のメンタルにも影響を及ぼしそうな、嫌な感じの負け方。
長いペナントレース。流れの悪いときはある。
そういうときに、雑にならんようにね。自分たちのでき得る限りのプレーをキッチリと。流れを手繰り寄せる機会は必ずある。雑になってしまうと、流れを手繰り寄せるチャンスが来ても気付かんかったりするけんね。
こういうときこそ基本に忠実に。そして、失敗してもいいけん、積極的に。
決して消極的にならんこと。
和巳がマウンドに崩れ落ちた、あの日の想い。それを糧にして。
幸い、明日は休みで福岡へ戻れる。
地元で気分転換でもして、切り替えてこ
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