想い、願い、まだまだ結晶しとらんばい!

  • HiRO
    2006年10月12日 12:43 visibility57
Hawks 1 - 3 Fighters

初戦に負け、Fightersに王手をかけられた。
もう後がない。
...って、王監督も言うように、Lions戦から変わらんやん。

それにしても、敵ながら天晴れ、ダルビッシュ!
あんなピッチングをされたんじゃ、そうそう点はとれない。
初回だけやったね、チャンスは。

宗、大村の連続ヒット、柴原送って1死2、3塁で、信彦のレフトへの犠牲フライで1点先制。ここまではいい展開。が、その後だ。
ズレータ敬遠、本多には死球で、2死満塁。カブレラが打った瞬間抜けたかに見えたが、バットの先っぽでセカンドフライ。
立ち上がりに連続安打を許し、地に足のついていないダルビッシュから、ここで追加点を獲れなかったのが痛かった。

2回以降、すっかり落ち着いて自分の投球をし始めたダルビッシュから連打は難しい。

一方、先発の杉内、事前に伝え聞こえたほどボールが走っていない。高めでもピュッとキレて空振りがとれるストレートこそ生命線。これが良くないとどうしてもスライダーが多くなる。だが、このスライダーのコントロールもイマイチだった。セギノールにも新庄にも、このスライダーが高めに浮いたところを打たれた。

3回に逆転を許したHawksの5回の攻撃。宗が初回と同じような安打で出塁し、大村が送って1死2塁。ここで柴原が呆気なく簡単に三振。信彦は追い込まれてから甘く入ってきたストレートをミスショット。ま、それだけストレートにキレがあったということやろう。

もう1点もやらない、と杉内を3回で諦め、4回を吉武、5回から7回途中まで神内、その後を柳瀬と繋ぐ早めの継投。
ただ、柳瀬にも多少の疲れがあったのかも知れない。
8回、飯山への四球と続く鶴岡のヒットで1死1、2塁のピンチを作り藤岡へ。が、金子にセンター前に運ばれ3点目を献上。これで勝負あり。

初回、満塁の場面で、抜けたかに見えたカブレラの打球が、僅かにバットの先っぽで2塁手に捕られ、3回のどん詰まりのセギノールの打球が、3塁手の頭上を抜けポトリと落ちてタイムリー、終盤には、信彦の痛烈な打球が、野手の正面を突くなどツキも無かった。
中盤まで、ダルビッシュの外へ逃げるスライダーに、ズレータのバットがクルクル面白いように空を切っていた。全く見極められていなかった、その厳しいスライダーを、8回には追い込まれてからレフト前に運ぶなど、ゲーム中の対応も見られたのだが、それが打線として続かず。

ダルビッシュに11奪三振を喫し完敗。

星勘定の上では、崖っぷち。厳しくはなった。

でも、始めからそう。鷹はオマケの敗者復活戦に臨む挑戦者なのだから。
恐れるものは何もない。
とにかく、1つ勝てば福岡に帰れる。

和巳で勝てなけりゃ仕方ないという究極のカードを切って臨む第2戦。
Fighters先発は八木。シーズン中、打ち崩したゲームもある。カブレラは良く打ってるので3番かな。
今までやってきた野球の集大成をここで見せようや、そう、Lionsとの2、3戦のようにね。力を出し切れば、きっと結果もついてくる。

想い、願い、まだまだ結晶しとらんけんね。

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