ガットって、何?

今まで日記で、「ガット屋さん、ガット屋さん」と書いてきましたが、「ガット」って何のことか、知ってます?

もし、知っていたら、ここで話は終わってしまうので・・・
もう少しお付き合いください^^;


ラケットに張る糸のことを「ガット」と呼びますが、本当は「ストリング」と言います。
どっちでも通じますけど^^
だから、「ガット屋さん」じゃなくて、「ストリンガーさん」と呼ぶべきなんですね。



もともと、ストリングには羊の腸を使っていました。
腸のことを「gut」と言います。
何でそんなものを使おうと思ったのかは謎ですが・・・(笑)

今は、ナイロン製のガットが多いですが、今でも羊の腸のガットがあります。


それが、「ナチュナル・シープ・ガット」というものです。
今、天然の「シープ」を使っているガットも珍しい・・・のかな。
シープガットの代わりになるモノ(牛の腸 笑)を使って、シープガットの特徴を受け継いだガットのことを、
単に、ナチュラル・ガットと呼ぶようです。




普通のガットと比べて、
インパクト時の接触時間が長い感じがするのが、最大の特徴です。
「ホールド感がある」「食い付きがいい」という表現をします。

繊細なタッチを使ったボレーヤーや、
ひじを痛めそうな、痛めているプレイヤーに向いている、とも言われます。

確かに、借りて打ってみると、ラケットがボールを包み込むような感覚が、手のひらに伝わってきました。
・・・が、私は、そこまでこだわらないかなぁ〜ε=( ̄▽ ̄)

っというのが感想(笑)


私は、体を使って打つタイプでしたから、手のひらだけに集中しなくてもいいかなぁ、って。
一球一球、手のひらの感触を感じるよりも、他に集中しなくちゃいけないものがありましたから。


メリットとしては、
普通のナイロンガットよりも、持ちが良く、張った時のテンションを維持する期間が長い。
ガットが切れにくい。

ってことですが、あまりガットを切るタイプじゃなかったんで、どっちでもいいや〜ε=( ̄▽ ̄)Part.2


でも、一回体験してみるのも、面白いかもしれません^^




で、このナチュラル・ガットの最大の弱点は、水気に弱いこと!
雨はもちろん、自分の汗が滴り落ちるのも危険だとか(笑)
湿気さえも大敵です。
持ってる人は、ゴミ袋みたいな大きな袋にラケットを入れて、そこに乾燥材を入れて持ち歩いていました。

試合の最中で、急に雨が降ってきた場合には使えないので、予備のラケットも必要です。
2本、3本用意するのが当たり前。
2本持ってる人なら、ガットの張り替えも同時に行った方がベスト。


そして、普通のガットよりも、ナチュラル・ガットは高い!
2倍から、モノによっては、10,000円超えるものもあります(@□@;)




結果・・・。
金かかる(笑)
最大のデメリットです(笑)



ところで、テンションはいくつで張りますか?と、ガット屋さんで聞かれると思いますが、
私は、あまり数字で答えたことがありませんでした。


ラケットの大きさ(面積)、ラケットの材質(硬さ)などが違えば、
同じテンション(張力=糸を引っ張る力)で張っても、打った時の感触が変わるからです。


自分のプレイスタイルを伝えて、まずは標準そこそこで張ってもらう。
次に、使ってみた感触を伝えて、
もっとホールド感があった方がイイな〜もっと反発させたいな〜などと要望を伝えて、
自分の適性テンションを探す。
一緒に考えてもらう感じでした。

梅雨時だから、夏だから、ちょっと固めに張っとくね〜、とか言われたり。
ホント、お任せです^^


信頼できるテニスショップに頼んだ方がいいと思います。
お店のバイトさんが張るようなところは、却下!


自分で張ったこともありますが・・・
糸の通し方間違えて、横糸2本、おんなじ方向に並んでいたことあったなぁ(笑)


少なくとも、こんな人には頼んではいけません☆





前述のガット屋さんに、ラケット頼んだこと・・・あったかなぁ・・・。
覚えてないや〜(笑)
また、テニス再開したら、そこに頼みにいこっと(^^*

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