はて。

  • DIME
    2009年03月28日 00:14 visibility86

岩田が離脱ですか。
なんかちょっと違和感がありますねえ。
村田の場合、軽重の診断前に代えの選手の手配に入っていたわけですし(あの場合、診断するまでもなく無理とわかってた可能性もあるけれど)、一時候補からの振り落としを見ても、コンディション最優先で選択肢を考えていたのは間違いないでしょう。
ってなると、岩田がWBCの登板時点で違和感を感じていたことを首脳陣側が把握していたのであれば、代替選手を手配していた可能性が高いと思うんですけどねえ、左の和田が候補として残っていたわけですし。和田は今日も投げてたし、呼べない状況じゃなかったはずですよね。

最終登板は日本時間18日の韓国戦ですからそこから残り4試合、うち1試合は消化試合だったので追いとくとして、3試合だけならば、野手と違って全員つぎ込まないでも投手は足りると踏んだから追加召集は避けたのか。
ただそうだとすれば、気になるのはもう一点。ならば岩田の代わりに野手を呼ぶという選択肢があっても悪くはないわけで、それがルール上認められていたのならば、だけれど。
もし仮に岩田が圧倒的な結果を残してたのだとすれば(それこそ杉内のように)、或いは、中継ぎ左腕があまりに薄くなってしまうような陣容であったとすれば、使用可能であるとブラフかけるために残しておいたって可能性もあるんですけれど。
でも登板内容はいたって無難に良く投げていたってぐらいだし。山口も杉内もいたわけで、発表したからといって「左が圧倒的に薄くなる」わけではない、もちろん補充選手にも左腕を選べる。

かといって把握していなかったのだとすれば、その後まったく登板がないって言うのもおかしな話・・・あれ、でもブルペンで投げてたりはしてなかったっけ。投げていたのだとすれば、首脳陣が把握してなかった(本人側から申告がなかった)のかな、やっぱり。

基本的に選手起用にしても選考にしても意味のわからないところはないまま終わったんだけれど、まさか終わってから疑問に思うところが出てくるとはね。
首脳陣がちゃんと把握してなかった(=本人側から正確な申告がなかった)のだとすればまぁ話は通ると思うんだけれど、あんまりよろしいことだとは思えない。結果的に勝ったから良かったけれど、長い延長戦で延々と投手消耗戦だった可能性もあったわけで。

阪神さんからすればそんな事を気にするような問題じゃないとは思いますけどね。うちも先発が決まらないので困るのは良くわかります。
まぁ急症ではなくて経年の結果起きるものっぽいですからね、ずっと投手を続けていた選手の職業病でしょうから、ある程度避け切れなかったものではあるのでしょうけれど。
残念ですね。

一応関係のありそうな記事。報告があったってことは普通に考えれば、代表チームも把握していたってことでしょう。
デイリーでしか言及がないので、ちょっと微妙だけれど。

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岩田 左肩痛発覚…早くて5月復帰
開幕を間近に控えた真弓阪神を痛すぎるアクシデントが襲った。第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の阪神の岩田稔投手(25)が27日、大阪市内の病院でMRI検査を受け、左肩肩峰下(けんほうか)滑液胞炎と診断された。日本時間18日に米国で行われた2次ラウンド2回戦の韓国戦後に違和感を覚えていたことも明らかになった。開幕ローテ入りは絶望で、戦列復帰は早くても5月中と見られる。
  ◇  ◇
連続世界一の報告となるはずだった円陣で、岩田の発した言葉には無念さがにじんでいた。甲子園の室内練習場で行われた指名練習前、岩田は「調整不足ですぐに合流というわけにはいかないと思いますが、よろしくお願いします」とあいさつ。若き左腕を襲ったまさかのアクシデントが、開幕を1週間後に控えた真弓阪神を揺るがした。
岩田が左肩に異変を感じたのは、18日に行われた2次ラウンド2回戦の韓国戦。八回二死二、三塁から5番手で登板し、連続四球による押し出しで追加点を与えた。その試合後に違和感を訴え、チームにも米国から報告が入ったという。
この日、大阪市内の病院でMRI検査を受け、「左肩肩峰下滑液胞炎」と診断された。投球再開の時期について常川チーフトレーナーは「様子を見ながら判断する」と明言を避けた。安藤や林が同じ症例に苦しめられた経緯があるだけに、慎重にならざるを得ないのが現状だ。
WBCでは、日本の公式球より滑りやすいボールを使用しており、マウンドも硬い。前回大会でもロッテの小林宏がWBC公式球の影響で右肩に違和感を訴え、開幕を棒に振った。また他の選手が12月中から準備を進めていく中、岩田の招集が決まったのは1月上旬。急ピッチで仕上げた上、中継ぎとしての調整も不慣れだった。
真弓監督は、戦列復帰の時期について「交流戦?そんなにかからないんじゃない。投手の肩のことやから、慎重にならないといけない」と語った。復帰は早くても5月中となる見通しだ。
首脳陣やチームへの報告を終えた岩田は鳴尾浜で約2時間患部のケアに努めた。「早く復帰できるように頑張るだけなんで」と前を向き、長引きそうかとの問いには「そうでもないです」と気丈に語った。当面は鳴尾浜でリハビリを続ける。
これで岩田の開幕ローテ入りは絶望となり、序盤の約30試合をチームは岩田抜きで戦うことになる。下柳が故障明け、能見はローテ投手として未知数なだけに、先発左腕の層の薄さは顕著になった。逆襲のシーズンへ向かう真弓阪神が、厳しい現実を突きつけられた。
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