巨人の戦力外の全貌は出ましたかね。
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DIME
2007年11月04日 17:56 visibility97
改めて振り返ってみると退団(予定)者は以下のとおり。
■投手■ : 3名
酒井順也
前田幸長
三木均
■野手■ : 6名
十川孝富
吉川元浩
川中基嗣
小関竜也
斉藤宜之
三浦貴
追加で可能性があるとすれば、捕手ですかね、村田善則の引退。ただ最悪、阿部・加藤同時離脱とかがありえないわけでもないポジションですからドラフトで捕手を指名しないつもりなら、無理に引退させる必要もないと思います。けっして戦力にならない程度まで衰えたってわけでもないですし、このあたりはドラフト絡みで判断されるでしょう。
あと育成の方ですが、育成選手制度の規約によって山本光将と佐藤弘祐は今年は自由契約選手として公示しなければいけません。なので10月31日づけで公示されています。
が、フューチャーズのプロアマ交流戦には両名とも名前があるようですので、契約続行の意思はあるんだろうなと思っています。
この辺は正式な発表とかが全くない部分なのであくまで私の推測となりますが。
ちなみにそのフューチャーズの試合で福田聡志が投げてるんですよねえ。って事は怪我とかはないでしょう、それは朗報なんですが、じゃあ何故に秋季キャンプのメンバーに含まれていないんだろうという疑問が。気にしすぎるような事でもないですけどね。
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投手に関しては、もともと今年は予想が難しい状況だったんで当たらないだろうなぁとは思っていたんですが、やっぱり当たらなかった。
支配下→育成という形でどうにか枠をひねり出すだろうと言うのも予想の範囲内だったんですが、それをまさか三木均にしてくるとは思いませんでした、これまでの傾向からしてもやるならもっと若い投手だろうと思っていたんですが。まぁ本人の意向とか言う発表もありますから元から育成と居うつもりではなかっただけかもしれませんが。
野口茂樹を残すか、残さないかに関しては完全に予想が外れました、私の負けです(笑)。あとは来年ですね、こちらも予想が外れて野口茂樹が戦力になってくれることを願ってやみません。
野手に関しては、枠が6名の予想は当たり、外れた部分は岩舘学ではなく三浦貴だったというところ。
外野手が一気に切られていますが、これは今年は総勢14名の外野手の中で30歳以上が7人もいたって事を考えると妥当なところです。同年代である高橋由伸、谷佳知、清水隆行あたりと比較して劣る選手は、たとえ若い選手より優れていたとしても排除していかないと新陳代謝が進まず、数年後が悲惨なことになります。
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あとは今後の補強ですかね。今年は珍しいぐらいに巨人の動きが遅いと言うか、報道でもほとんど情報が出てこないのがちょっと奇妙ですけど、動きが全くないと言うこともありえないでしょう。
FAは現時点ではまだ出揃っていないので確定的なことがいえませんが、先にも書いたように、今は若手の数が揃ってきてその中から本当に使えるのを選別していく時期、人的補償との相性は最悪に近いです、近日中に具体的なプロテクト名簿の予想を出してみますが、相当無茶なことをする必要があると思います。
そう考えるとFAに関してはよほどの選手以外にはいかないんじゃないかなと思います。具体的に言えば福留か、あって岩瀬、その他は現時点では微妙かなと思います。
人的補償との対価となるのはその選手の今年の年俸の40%ですから、人的補償を食らわないためには元の年俸が高い選手の方がいい、そう考えるとこの2名だけですかね。
特に直前のリンク先では、岩瀬、小林雅、クルーンの中ではクルーンが一番マシだろうと書いていたわけですが、その後の報道における金額があまりにも高すぎる。あの日記の時期と比べれば、その金額の分だけ相対的な評価が下がってます、現時点では微妙なところ。
岩瀬の獲得費用は彼への年俸に加えて補償費がかかってくるわけですが、その中身は4.7億か3.1億+人的補償。クルーンに2年8億以上なんて話になってくると弾き出される結果が違ってくるかもしれません。
トレードは去年成立させた2つのトレードもこのぐらいの時期だったので水面下での動きの真っ最中ではないかなと思うんですが、当然どうなるのかは知りようが有りません。
前にも書いたように秋季キャンプに選ばれていないメンバー(真田裕貴、亀井義行etc)が手持ちのカードになっているのではないかと思いますが、こればっかりは予想のしようが有りません。
ドラフトはここにきて、服部、篠田、蓬莱まで名前が出てきています。元々名前があった長谷部、加藤、宮西、根本などを含めて、左腕に人気が集中。
どの球団であっても豊富と言うほどにはいないのが左腕なので当然といえば当然なのですが、あらかた名前が出尽くした観さえあります、こうなってくると3巡が回ってくる時点(12球団最後のはず)で左腕が残っているかどうかさえ不透明。
仮にドラフトで左腕補強が難しいとなってくると他の手段での獲得が必要になります、頭の痛い問題でしょう。
できれば蓬莱あたりを下位で指名できれば左腕補強としては最低限の評価は出来るかなと思っていたんですが、日ハムで名前が出てるのはどうもなぁ、直前でさらわれたりしなきゃ良いんですが。
こう考えると去年のうちに育成で鈴木誠を指名しておいたのは慧眼でしたね、通常なら今年の指名候補として出てくるところだったのでしょうが。
今後も左腕と言うのは慢性的に不足という状態は続くでしょうから、鈴木がそうであったように、高卒社会人3年目以降など指名が可能になった投手は成長途上ではあっても早め早めに指名するのが今後の趨勢となるかもしれません。
特に今後はプロ志望届と言う指名前のふるいかけが発生してしまいますから社会人経由の左腕にはその傾向が強まると思います。
そういう意味でも蓬莱は今年のうちにどこかが指名してくる可能性は非常に高いでしょう。
他球団を戦力外になった選手の獲得については、現時点では藤田ぐらいですかね、補強が必要なポイントと戦力外になった選手の属性とが合致するのは左腕ぐらい、他は戦力外から見出すのはなかなか難しいでしょう。
別に藤田以外でも左腕で誰かいいのがいれば獲得する可能性は有りますが、今のところコレと思う名前はない気がします。
他で強いてあげるなら伊奈ですか。怪我&リハビリの状況、本人の意思やモチベーション次第ですが、潜在的な打撃の評価は昨年の高校生の中でトップクラスでしたから育成で様子を見る価値はあるかもしれません。ただ怪我のこともあってシーズン中に既に気持ちが切れてしまっていたとか言う話も聞きますからそんな状態では意味がないでしょうけど。
週があけて月曜日あたりトレードの話なんて出てくるといいんですけどねえ。
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- 事務局に通報しました。
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