早く直下の
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DIME
2008年01月11日 12:33 visibility81
こっ恥ずかしい記事を追いやりたいのだけれど、こういうときに限って風邪をひくとかネタを思いつかないとか、何ともままならない。
ってことで適当に聞き流しておいて欲しいような今日の話題。
強いて話題を挙げるとすれば、盗塁の判断基準の変更だろうか。そこまで強く反対する気は無いが、客観的に判断していたものを主観に基づく判断に改めると言う意味では決して良い方向への変更ではないと思う。
ただしかし、デファクトスタンダードにしたがって世界標準化を進めると言う意味ではこの程度の変更は許容範囲だろうなとも思うのもまた1つ。
ストライクゾーンに関しては、むしろMLBのほうが本来の「ベースの上」に戻ってきていると感じるし、別に何もかもがアメリカ中心でまわっているわけでもない、ベースの上に戻ってきたのは日本に合わせたわけではなく、合わせたのはルールブックだろうが。
ルールブックにあわせると言う意味で言っても、今回の盗塁に関しては変更ではなく、死文となっていた野球規則10.08(b)の適用と考えればしょうがないところ。
そもそも、野球の記録と言うのは主観的判断に基づく影響を免れ得ない(安打と失策の判定をはじめ、それこそストライク・ボールの判定も主観であるわけで、それを言い出したら主観の影響下に無いプレーを見つけるほうが難しい)。そう思えばまぁしょうがないと言えばしょうがない。
主観を排すると言うのはゼロか1かの問題であって、「ここまでの主観ならOK、これ以上の主観はNG」とか言う時点でそれも主観。
新たな主観による判断が加わることに対して既存の主観による判断(安打と失策とかストライクとボールとか)を持ち出してそれとはレベルが違うという批判をする人がいるが、その「レベルの違い」との価値判断基準がこれまで観戦を積み重ねてきた野球による自らの感覚・記憶によって生み出された主観的印象による帰結に基づかないものだとどう証明できる?。
そういうものだと慣れてみている人から見れば、既存の主観と新規に加わる主観に主観的判断によって差異が出るのは当然のことであり、両者の違いを客観的に判断することは非常に難しい。
なくせるかなくせないかで言えば今のところスポーツの中で主観的判断を免れるのはダーツぐらいのもんだろう、それにしてもポイントを数える人(名前をド忘れした、callerだっけ)が数え間違いをしても、指摘する前に抜いてしまえばアウトという主観によるミスの介在する余地はあるし。スヌーカーやビリヤードにしてもボールにタッチしたかどうかは主観。
ただXRの式には何らかの影響が出るのかなぁ。もともとXR自体があちらの盗塁の判断基準に従って残っているSTATSから重回帰で算出されたものだろうからむしろこれからの数字が適正に近づくのかもしれないが。
そういえば、私は数十年分の打撃記録なんて打ち込む途中で投げ出しちゃったけど世間を見る限りちゃんともってる人も結構出てきている気がする。
そういう有志の誰か、日本の過去うん十年ぐらいのSTATSで重回帰をだしてみてくれないかなぁ。併殺・犠打・犠飛あたりは除いてみるか、元のXRの数値を準用するかして。いい加減、XR-jを出してみてもいいと思うんだけど。
データくれれば自分でするけど、自分なりに「自分で打ち込む苦労をしてないやつはデータを語る資格は無い」と思っているのでポリシーに反するし。
そういう意味でみどりびさんの偉業(私があれだけのデータを自前で公開するには10年かかる)は賞賛に値するけど、同時にみどりびさんのところから安易に数字だけを持ってきて大きなこと語っているのを見るとどうも違和感感じてしまう。それが正しければいいんだけど間違っていたりしたらなおさら。
一応間違いやすい原因をあげておくと、わざとなのか敢えてなのか知らないけど、みどりびさんのところは打席数が無いので、自分で打席数を補足しておかないと、ただしい比較評価は出来ない。往々にしてここの裏づけを取っていない為にズレた事を言っているのを良く見かける。
個人的にはこのまま打席数はださないようにしておいてもらいたい。人間ってのは便利すぎると堕落する、私も含めて。あそこに打席数が入ってくれば自分が絶対に堕落する自信がある(笑)。なのでお願いですからやめて。
まぁだからね、一度は打ち込みとか自分でして、苦しみを味わってみるべきだよという話。
とはいっても今年からNPBのHPのSTATSには敬遠四球がちゃんと載るようになって、結果そこからコピーペーストするだけなので、苦しもうにも苦しめないと思うけどさ。人間はより便利な世の中でより堕落していくのだね。
ちなみに06年シーズンまではBISデータとして敬遠四球と言うものが有りながら、多くの場所で除外されていて、これを探すのに苦労した。もちろんレコード・ブックには載るのだけれど、その発売は12月と遅い。結局回収したのはこちらのサイトから。出ているのはデータのみと言うあまりに硬派なサイトなので管理人がどなたかなのかさえ良く分からないが、その節は大変お世話になりました。
週刊ベースボールにいたっては、NPBのHPでさえ改善されたと言うのに今年も敬遠四球が消されているので記録号と名乗りながらあれでは無価値に近い、もうちょっと世間へのアンテナをしっかり立てておいて欲しいもの。
ん〜・・・・・・文体が素に戻ってる(笑)。週末はたぶんやすみます。
しかも今日のも今日でなんか先達ぶっていて十分こっ恥ずかしいし。まぁいいや、全ては熱のせいだ。
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