なんだか沢山訪問いただいていて

  • DIME
    2007年10月22日 10:22 visibility89

その間更新せずすみません、たぶんCSの事とかを話題にするべきなのでしょうが先にも書いたとおりそもそもあんまり興味ないので実を言うとほとんど見てないです。
負けたことで一番気になることといえば、3連敗で決まってしまったというのは、営業的に非常に美味しくないなぁといったところぐらいでしょうか、選手の調子だとか結果だとかはシーズン終盤の出来と来シーズンの出来とはほとんど相関しないので気にしてもしょうがないですし。
むしろ気になるのは怪我の治療だとかそういうことだったりします。そういう意味では林昌範がねずみの手術をするというのは一番の朗報です。何度かこれには触れてきましたが、ねずみってのはクリーニングすべきものであってだましだましやっていてはいけません、内視鏡じゃすまないぐらい悪化するだけですから。
気になるのは高橋由伸の状況ですかね、これは元々古傷でかつシーズン通しての怪我部位だったのでシーズンオフに再手術するのかどうか、決断が待たれます。その他の選手にしても必要な手術ははやめにしておいて欲しいものです。

あともう1つ気になるといえば、どうも完売の割には観客が今ひとつ入っていなかったようで。これは対戦相手がどちらが来るかわからなかった&第一ステージが終わってから間隔が短く、行かない人が捌ききれなかったってのが理由だと思いますが、結果としてそういう状況になったというのは売り方に問題があると言えると思います。
もちろん商売としてはチケットさえ売れていれば入らなくても収入は問題ないわけですが、来ない可能性がある需要と、ほぼ間違いな来る需要とを区別して販売できるような手法を確立しておかないと、後者の需要層に不満が溜まり、結果的に需要の低下を招きかねません。
っていうか、そもそもホーム球場で出来るというのが唯一のアドバンテージだとするのならば、主催球団とすれば優先的に自軍のファンに対して販売できるような手法をしなければなりません、それが出来ていないからこそこんな事になると思います。
細かい販売日程を見るのを忘れていましたが、ファンクラブ他の会員に向けた先行販売の日数或いは割り当てが短すぎ(少なすぎ)たのであろうと思います、そこで10割売り切ってしまうぐらいの手法が本来は適正です。先行販売なのに、巨人ファンが抽選で漏れて一般販売で他球団ファンが殺到するとかオカシイですよ。
何のためにホームでやっているのか、短期的に今年のCSだけをみればホーム・ロード両方のファンに需要を求めた方が購買層は増えるわけで正しいかもしれません。特に現在の巨人ファンによる購買意欲はしょうじき、東京での中日や阪神のファンのそれより低いのは間違いないでしょう、それぐらい地に堕ちています。
しかし長期的にこういうプレーオフという制度を確立していくのであれば、他球団ファンへの販売も考えるのは必ずしも正しい選択とはいえません。巨人に限った話ではなく、リーグ全体でプレーオフの販売では自軍ファン最優先で販売するという意識が必要です、プレーオフ進出というのはその球団の新たな需要発掘や通常は試合に来ないような低い需要層の底上げ(試合観戦の楽しみを知りプレーオフ以外でも来てもらえるようにする)のためのツールであるべきです。
そういう意味で言っても、レフト側外野のロードチーム側応援席を全域に広げたというのは、愚中の愚だといえます。
そうでなくても東京ドームというのは他球場に比べてもロードチーム側応援席の比率が高すぎます。もちろん全国から人間が集まる東京の地域特性上他球団ファンの需要が大きいのはしょうがないのですが、需要が高かろうともその需要をあてにチケット販売をするべきではありません。何故ならその需要層は最終的には自らの企業努力ではどうしようもない、他球団の企業努力に依存した需要であるため、経営の不安定化を招くからです。
極論を言ってしまえば、この側面から言えば他球団のファンで埋まるぐらいなら空席の方がましです。特にパに比べてセが脱し切れていない他球団の動員力に依存した経営を正すためにはそういう意図をもった球団経営が必要です。
来シーズンは対戦球団にかかわらずレフト側応援席は一部に留めるように、球団側が是正をはかるように願ってやみません。
とはいってもこの当たりは関東都市圏への過度な集中という日本全体の経済特性と、関東地域に球団が集中し、地方球団に欠けているセの特徴が関係してくるので、必ずしも球団の意図だけで解決できる問題ではないのが困りものなんですが・・・。

いや、ほんと試合に触れてないな(笑)。ちょっと触れておくとすれば何かなぁ。。。。
あぁそうそう、短期の戦術と長期の戦略とは明らかに違うものです、具体的に場面を指定することが(見ていないので)出来ないのですが、簡単に言えば「長期は動くバカ、短期は動かざるバカ」です。まぁそんなものより運がモノを言うのでその違いにそもそもどれだけの価値があるかというところから疑問が付きますけど。
んでまぁ何が言いたいかというと、首脳陣の短期での手法、戦術、選択に問題があったからといってそれを持ってして今シーズンの首脳陣の評価、批判を行うのは明らかに間違っているということです。
なんだかそういう意見(特に巨人と見れば批判を行いたい病にかかっている人たち)が見受けられますが、戦術の是非を持ってして戦略を語っているわけで、論理の端緒からしてそういう間違いを犯しているので結論が正しかろうはずも有りません(偶然正しい可能性は有りますが、それは偶然、特に○か×しかない結論なら運に任せても50%あたります)。
今回のクライマックスシリーズにおいてはどうも首脳陣は「動かざる愚」をおかしたようですが、それはシーズンの戦略としてみれば評価が真逆になります、少なくとも私の評価は。
敢えて言うとすれば、長期の戦略と短期の戦術との違いの自覚に欠けていたところは批判するべきところでしょう。

まぁでも、巨人としては美味しい落とし所だったと思います。4年連続V逸という不名誉な記録を止めるためにもリーグ優勝は不可欠だったわけですが、決して戦力としては満足なものではありません。今年は選手離脱リスクが平均より低く、現有戦力は実際より高く推移しているにもかかわらず、先発崩壊の阪神と福留離脱の中日とやっと三つ巴だったわけですから。
そのために、今オフも積極的な補強をしなければ来季の優勝争いは望むべくも有りませんでしたが、下手に日本一とかなってしまうと(なるかどうかは運ですからどうしようもありません)補強の風当たりは強くなっていたでしょう。
そういう意味では3連敗という無様な負け方をしたというのはオイシイです。この負け方を表に出して積極的に示すことで補強の免罪符とするべきでしょう。本当は上にも書いたとおり補強は自明なんですが、それがわかる人ばかりではないですから、こういうわかりやすい免罪符はありがたいです。
その為にも本当は負けた時点で「これがチームの実力、戦力が足りなかったということだ」ぐらいは言っておいて欲しかったんですが、まぁ望みすぎでしょう(笑)

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