【ニュース】 代理人に踊らされるマスコミの浅はかさ

  • DIME
    2006年12月12日 12:03 visibility81

松坂からすれば、もともとFAまでまてばお金は取れるとわかっていたわけで。それでもポスティングで行ったのは少しでも早くMLBに行きたかったから。松坂の優先順位はそこで明らか。

契約社会のアメリカで、期限が決まっている契約をしようとするならお互いに時間による変動リスクをさけるために、そして少しでもいい条件を引き出したいがために期限ぎりぎりまで締結しないのは当たり前のことではないかと思う。

そもそも期限よりだいぶ前に決まったりしまえば、そんなに早く決まる事がニュースになってしまうような国なのに。

 

レッドソックス側からすればどれだけ松坂側(というか代理人)が喚こうとも、脅しをしようともそれが実効性の無いブラフであることを見抜くことはあまりにたやすい。 

どれだけ言っても松坂にある手段はボストンか西武しかない。そういう状況では代理人として正攻法で攻めるのが非常に難しいだろう。

だからこそちょくちょくマスコミの前に顔を出して、脅しのような言葉を立て続けに出して世論や報道という奇策で攻めているにすぎない。あぁやっているのは苦肉の策だ。

そして日本のマスコミって言うのはそういうのに踊らされることにかけては世界でも有数の能力を持っているので案の定いいように利用されている。

「私がやっているのは日本人選手全体のためにやっていることだ」 とか、うまい言い訳を作り出したものだなと正直感心したが。さすがは名うての代理人といったところだろう。

 

今もボラス氏が開いた会見に踊りたくてたまらない人たちが殺到しているようだ。明日の新聞がみものである(笑)

 

ちなみに金銭的な部分でどっちの勝利か判断するのは違うだろう。多少値段が高くてもFAになるのが普通の選手と同じく6年後ならボストンの勝ち、2,3年ぐらいでとどめれば代理人の勝ちってところじゃないかな。

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