【NPB】 大社ドラフト 指名傾向

  • DIME
    2006年11月25日 22:53 visibility139

これでドラフトについて書くのはとりあえず最後かな。最後に指名傾向について振り返ってみたいと思います。

比較対照としては、制度が同一である05年だけしかないのでちょっと微妙なところなんですが。なお、ドラフト1巡目指名(去年、今年とも楽天のみ、松崎投手と永井投手)は実質的に1巡目指名に含めます。

 

今年は全部で57名指名されました、昨年の大社ドラフトでは58名指名されています。ポジション別に見ると以下のようになっています。カッコ内は05年度の人数です。

 

右腕投手:20名(24)

左腕投手:13名(12)

捕手:5名(5)

内野手:8名(13)

外野手:11名(4)

 

となっています。次に各ポジション別に指名順で並べてみます。

 

右腕投手 

 

1 高崎健太郎
2 宮崎充登
3 小松聖
4 高市俊
5 岸孝之
6 永井怜
7 上野弘文
8 西崎聡
9 上園啓史
10 山本淳
11 浅尾拓也
12 糸数敬作
13 荻野忠寛
14 岩崎哲也
15 清水昭信
16 川頭秀人
17 中郷大樹
18 吉原道臣
19 深町亮介
20 内山雄介
 

左腕投手

 

1 金刃憲人
2 大隣憲司
3 小嶋達也
4 宮本賢
5 木村雄太
6 上野貴久
7 菊地正法
8 森福允彦
9 青木高広
10 深沢和帆
11 江口亮輔
12 山本一徳
13 松本幸大 

 

捕手 

 

1 田中大輔
2 嶋基宏
3 高谷裕亮
4 原拓也
5 衣川篤史
 

内野手

 

1 大引啓次
2 原拓也
3 円谷英俊
4 渡辺直人
5 岩崎達郎
6 寺内崇幸
7 西川明
8 今浪隆博

外野手 

 

1 神戸拓光
2 長野久義
3 横川史学
4 下園辰哉
5 下窪陽介
6 中東直己
7 長谷川勇也
8 大城祐二
9 金子洋平
10 大崎雄太朗
11 角中勝也
 

 

次に指名順位別に

 

希望枠&1巡目(ロッテ以外の11球団)

 右腕:6名

 左腕:4名

 捕手:1名

3巡目(参加12球団)

 右腕:6名

 左腕:2名

 捕手:2名

 内野手:1名

 外野手:1名

4巡目(参加11球団、オリ終了)

 右腕:1名

 左腕:3名

 捕手:2名

 内野手:2名

 外野手:3名 

5巡目(参加10球団、オ・ヤ終了)

 右腕:1名

 左腕:3名

 内野手:2名

 外野手:4名 

6巡目(参加7球団、オ・ヤ・神・広・楽終了)

 右腕:4名

 内野手:1名

 外野手:2名 

7巡目(参加4球団、オ・ヤ・神・広・楽・横・ソ・西終了)

 右腕:1名

 内野手:2名

 外野手:1名 

8巡目(参加2球団、オ・ヤ・神・広・楽・横・ソ・西・巨・中終了)

 右腕:1名

 左腕:1名

 

 

 

-----------

 

 

 

今年の傾向は野手が中位・下位でまとまって指名されたことが特徴にあると思います。

各ポジション別の真ん中の選手(右腕11、左腕7、捕手3、内野手4、外野手6)を出してみると右腕が3巡目、左腕が4巡目、捕手が3巡目、内野手が5巡目、外野手が5巡目となっています。

昨年のそれが右腕が4巡目、左腕が4巡目、捕手が5巡目、内野手が4巡目、外野手が3巡目 となっていますので今年は投手が重視されている傾向にあったようです。

 

日ハムに指名された山本投手などは指名順こそ5巡目ですが、ポジション別で言えば左腕としてブービーの指名投手になりました。この後にも指名選手中の23%(13名)が指名されていることを見れば左腕投手というのが必要度が高いというのがわかると思います。

同様に捕手の最終指名者衣川は4巡目、同じように後ろに49%(28名)の指名選手が控えていますのでより必要度が高い事がわかると思います。

ドラフト前の日記にて左腕投手が少ないと書きましたが、指名数としては減っているわけではありません。ただこの数が十分左腕投手が多かったのではなくて指名クラスにある投手の取り合いになっているのだということがこのあたりからもわかるかとおもいます。

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