生き残った…そんな大きな勝ち!

4連敗で4位転落してホームに戻り、初戦をエースで勝ちながら、
今季最も相性のよいホークスに表ローテで負け越したら、
そのダメージは、ファイターズにとってもファンにとっても計り知れなかったと思う。
昨日の敗戦は、それくらい重くのしかかっていた。

今日は、そんな大事な試合で、
小谷野の犠牲フライで1点を先制しながら、
粘りのピッチングを続けていたスウィーニーが7回に残した二人のランナーを、
リリーフした建山が返してしまい、3対1と逆転される展開。

杉内から、後3点とれるのか…と重い雰囲気が漂う札幌ドームで、
7回にボッツのレフト上段に突き刺さるソロホームラン、
8回には、2人目篠原からスレッジの2度目の正直となるタイムリー、
(1回はひちょりがホームタッチアウトで幻のタイムリーになったので)、
9回には、3人目佐藤から選手会長金子誠のサヨナラヒット、と
1点ずつ積み重ねて、3ヶ月ぶりのサヨナラ勝ちに結びつけた!

こんな勝ち方は、なんだか久しぶりで、
みんなの粘りが勝ちを引き寄せたと感じられるいいゲームだった。

長らく不調のひちょりも、今日は2安打1四球、
このところ不調(3試合ノーヒット)の賢介も、2安打と2犠打とうまく機能して、
3番の稲葉さんがノーヒットだったけど、
後のみんながなんとかカバーできた。

糸井のミス(逆転されたときのヒットのボールをファンブルしてホームタッチアウトをのがした)も
みんなが帳消しにしてくれて、よかった!

スレッジが帰ってきて、ボッツが少し慣れてきて、
ようやく打線の厚みが他チームに近づいてきたのもありがたい。

今日みたいに、チーム一丸となって、粘り強い戦いをこれからも見せてほしい。

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