【サッカー 清水】 高木兄弟弾
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太田町見付
2014年10月13日 10:36 visibility344
夕闇迫る瑞穂陸上競技場。天皇杯の準々決勝といえば、天皇誕生日と相場が決まっていたが、今年は会場移転の関係からか10月中旬に。客の出足は悪く終わってみれば6000そこそこと、お寒い限り。
JSゴールのフォトレポートではスタグルが充実とあったが、天皇杯の前試合と比べての話。リーグ戦に比べたらスカスカ。甲府とのゲームでここを訪れたが店舗の差はあまりにも違いすぎ。結局、協会がこの大会に重きを置いてない証拠。emperorcupだよ。
ベスト8がそろった頃は、名古屋、清水とも降格圏にあえいでおりまた反対側にはJ2が3チームも残っていることから、あまり盛り上がらないだろうな、が正直な感想。それでも、名古屋はチームの立て直しに成功したとみえ、一応降格圏から脱出。清水はそういかず、未だ降格圏をうろうろ。チームとしては二兎追う状況にはないが、ここで弾みをつけたいも偽らざる心境。
さてはのゲーム評
言霊って存在するんだなって思ったゲーム。天皇杯は毎回必ず残業(延長戦)をする我がチーム。今年はここかって話してたら現実に。
幾分幸運だったのは、レアンドロが早々に負傷退場したこと。相手チームの不運を望んでいるわけではないが、ここで交代カードを使わざる得なくなったことは、後々のゲームプランに響いてくる。
前半見るべきシュートもなく単調にも思えるゲームなのだが、前線にボールがわたっており防戦一方といったことはない。良い具合にボールがいくのだが、最後のツメが甘いと言おうか攻撃に工夫がイマイチみられない。
後半になると、俄然双方のチームに動きが、それは前半がどちらかといえば様子見だったかのように。
石毛ののシュート、決まれば殊勲賞ものだったが、楢崎に止められる。楢崎が巧者。それでも、スタメンに入った高木弟が、フリーのところを決めてまず一点目。高木兄がお膳立てしたシュート。
その2分後再びの歓喜。六平からのパスを高木兄が流し込んでの2点目。早々のアベック弾。
ゴール裏は歓喜の渦。
さりとてそうゲームはうまく運ばない。2点差は危険な点差。レアンドロから代わった小川に決められる。DFは傍観者。あれよの失点。
そして防戦一方。37分試合は振り出しとなる失点。スコアは2-2。
こうなれば、試合巧者の名古屋が一枚も二枚も上。だか、その名古屋も決定機をものにできない。
そして延長戦に突入。
櫛引が好セーブを見せれば、村田を満を持して投入する。だが、そうやすやすと仕事をさせてくれない。
案の定PK戦に。
最終新幹線にはもう間に合わない。
正直なところPK戦になればうちに分が悪いと思っていた。だって相手は楢崎だし、うちは櫛引。ここで経験の差がでることは明らか。
だが、経験の差がでたのは名古屋の方。矢田のシュートは大きく外れることに。
そして5人とも決めたうちの勝利。
よくよく2得点。さりながら、失点癖はいただけない。勝ったはいいが、明らかにあの失点は防ぎようがあったもの。集中をきらさないことがいかに重要か。
そして、準決勝、いつもなら12月29日、でも日程くんの都合で11月平日水曜日の味スタ。完全にサポを舐めているとしかいいようがない。相手は、ガンバとアルディージャの勝者。
そして、ゴール裏、少ない人数なのにコールが時折別になるのはいかがなものか。チームは上向きとなりつつあるも、その実内憂を含んでいるのだろうか?
山ちゃんの手羽先で祝勝会。こうして名古屋の夜は更けてゆくのでした。
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