人を呪わば穴二つ(自戒の念を込めて)
-
太田町見付
2010年05月04日 00:19 visibility198
アフターゲームショーのMC、野々村芳和をして「10年に一度」「野球でもあるまいに」「よくわかりませんが」と困惑と侮蔑のコメントしかできなかった第10節横浜対甲府戦。アウエイ側で観戦応援している分にはこれほどの痛快事はありませんが、ホーム側にとってはこれほどの痛恨事はありません。
前日エコパで狂喜乱舞した翌日横浜に。新聞記事で再度対戦の余韻に浸ります。キックオフ1時間半前にスタジアムに入ったにもかかわらずゴール裏はほぼ満席状態。GWであることを差し引いてもよくぞ集まったと山梨県人のバイタリティーに感服。澄みきった青空に横浜、甲府ともにチームカラーの青が映えます。
キックオフ、スタジアムの半分行楽気分のVFサポーターを畏縮させるようなプレーが続出。
連携ミスの山はまるで開幕当初に戻ったかのよう。3点目にいたっては冷静沈着な荻ですらそんなことをしでかすかという負の連鎖。
攻撃も少しずつであるが形を作っていくもののセカンドボールを拾うのは横浜。
右にただ一人離れ小島のように吉田が取り残されるシーンも多々あり、なぜ吉田にボールを預けないと臍をかむことしきり。そんなことで終わるかに見えた前半終了間際。
遠目に何が起こったのかわからない不可解なPK。それは、横浜だけでなく甲府の選手にとってもそれは同じはず。天佑とも言えるPKでまずは1点。横浜にとっては悪夢の始まり。
後半マイクを投入し、攻めの形を作っていく。前半とはうって変ってパスも通るし、なにより動きが機敏になり全く別のチームに変貌。
選手の心理とは恐ろしいもの。前半終了間際のPKで横浜のプレイヤーが畏縮し疑心暗鬼に陥ることに。積極的な攻撃が鳴りをひそめるとともにDF陣のあたりも弱くなります。
それに比例するようにマイクの動きが活発に。本来なら決めてしかるべきシュートも。そして、信泳→マイクの流れる連携で2点目。
積極果敢なゴール攻勢もゴールネットを揺らすことにならず、アディショナルタイムに突入。そして、今度は間違いないPK。マイクがサポータをあおります。これをきっちり決めて同点。イケイケののりは選手サポーターとも変わらず。ニッパツが専用球技場であり、至近距離での一体感が醸成。そしてCKを内山が合わせ4点め。
エコパでの勝ちロコも気分爽快であったが、プロポーズ大作戦も勝るとも劣らない至上の喜び。
で、本題。サッカーにおいて審判のジャッジに疑問符がつくことは多々あります。それが自分のチームに有利に作用することもあれば、その逆も。そして1年通せば結局ツーペーゼロになるはず。確かに岸野監督の「生活をかけているんだから」発言はわからぬでもないが、じゃあ、あなた方ラフプレーやオフサイド自己申告します?と問うてみたい気持ちも。
人間とは現金なもの。自分が受けた不利益は記憶に残り、恩恵はその刹那忘却の彼方に。
だからこそ、甲府には当分審判に対しては要注意。きっと色眼鏡でみてくるでしょう。安易な接触プレーでカードもらう確率が高くなります。吉田あたりは十分気をつけないと。
それ以前に、3点をひっくり返したことではなく開始早々3点取られた事実を重く受け止めないと。
でも、チーム初の5連勝。浮かれ気分は5日14時まで続きます。
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件