【サッカー 福島】東北社会人リーグ第3節 福島ユナイテッド4-グルージャ盛岡0 サッカーの醍醐味とは
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太田町見付
2011年05月31日 00:00 visibility169
土曜日雨の中、アウスタでしょぼいダービー戦を見た次の日、やってくる台風2号の進路を気にしながら向かった先は、宮城県。
やたら、空席の目立つ新幹線は、郡山行きの「なすの」。その前に発車する「やまびこ」に乗り遅れたための仕儀。30分ほど郡山で待ち、乗った「やまびこ」も空席が目立つ。これほど空いている東北新幹線に乗ったことがない。東北新幹線はいつも混んでいるイメージ。
雨に煙る車窓には、やはり、ブルーシートにおおわれた民家を見るにつけ、ここまで来てよいのかとの悔悟の念。
福島で下車し、向かった先は、宮城県柴田町船岡。山本周五郎の「樅の木は残った」の舞台。ここにある仙台大学のグラウンド。
大学のサッカー場ですから、簡単なレストハウスと、学生向けの駐車場、いくつかの自動販売機のみ。それこそ、周りは区画整理中の新興住宅地。震災を感じさせない(だけかもしれない)閑静な場所。
雨が降りしきる中、このグラウンドで、ユナイテッドとグルージャの試合が行なわれる。
建物の中では、東北サッカー未来募金も行われてた。この募金はサッカー雑誌にも広告があったことから承知している方も多いはず。お札(諭吉や一葉ではない郷土の偉人英世のほう)を募金箱に入れようとしたら、持っていた高校生女子が「お~~ぅ」と歓声。
[d3]だというのに、ホームなのに県外の試合会場に集まったサポーターをみていると、皆さん全く変わらすの笑顔。昨年スタジアムで見た顔ばかり。
きっと、それぞれに事情を抱えているはずなのに…。みんな笑顔で開始を待つ。
選手と観客がトイレで一緒になるなど、上位カテゴリーではあろうはずもないサプライズ。これが社会人リーグ。静岡県リーグの2部でようやく見られる光景か。
応援場所は県外サポであるものの、何のためらいもなく、それこそスタンド(市原臨海や日立台を思わせるような仮設っぽいもの)の中央近くに陣取っても、厭な顔することなく、迎えてくれた好意におもいっきり甘えた次第。 チャントもそれでも昨季聴いていたから、多くはすぐに思いだせる。
選手の生着替えを垂涎し見る(表現が卑猥だが)のも、会場間借の宿命。
選手入場時は I LOVE YOU& INEED YOU福島のサビの合唱。 この曲はTOKYOFMやブログでよく聞いてましたからとりあえずクリア。
開始早々、清水潤がうまくヘッドで合わせてまず1点。
雨なのにボール回しも緩急をつけて非常にリズミカル。
昨日のグダグダ感満載のダービーとは雲泥の差。流れるようなメリハリある試合展開。
ただ、審判の質が良くないです。確かにシャツをパンツの中に入れないのは良くないですが、それで、ゲームをとめるのも‥。また、オフサイトを選手が手を挙げたことで取るのもいかがかと‥。
4点のうち、最後の1点はうちのぼくちゃん久野純弥。ドリブルで持っていき、シュートに。その後、チームメイトの手荒い祝福。
試合終了後、選手整列し挨拶の際のチャントが♪君の瞳に恋してる♪に。
昨季は使ってなかったと思います。今季からかな。
最初と最後ともに知ってる曲になりました。
能天気な遠征記ですが、ゲーム前に選手、スタッフ、サポーター全員で黙祷をしたり、また、グルージャ盛岡のパンツに【がんばろう山田町】と入ってたりとやはり、まだまだ、厳しい現実が。
更には福島駅の売店で売っていたサクランボ。ハウス栽培であること、またモニタリングの結果が貼ってありと、風評を避けるためにしろ、辛い現実も。
欺瞞の自己弁護にしか過ぎませんが、私達ができること。
真摯に向きあって、募金やら、観光やらでお金を使うこと。
お土産は柏屋(郡山ですまん[d223])のくるみゆべし。
さあ、合言葉は
福島は負けない[d228]
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