【サッカー　清水】制裁対象に‥

　「鮒だ、鮒だ、鮒侍だ」

 
　「この塩谷判官高貞を、うろくずに喩えしは気が違ごうたか武蔵守殿」

 
　「だまれ判官、出頭第一人の師直になんのたわ言を、本性だ、本性ならどうする」

 
　「本性なればどうする、さ、さ、どうする」

 
　「ここは殿中でござるぞ、鯉口三寸、抜かば御身は切腹、お家は断絶、それをご承知か判官殿、さ、さどうする判官」

　「師直公、不調法お許しを」

 
　「されば、このお役目はすべて若狭殿に」

 
　「師直、まて」

 
　「何かまだ用がおありか」

 
　「この間の遺恨覚えたか」

　よ、音羽屋！

　お馴染み忠臣蔵三段目殿中松の場。
　もろ、これに置き換えれば５月２８日の顛末は以下の通り。

　「ゴトビ殿はイラン系アメリカ人なれば、核兵器廃棄の義務があろうもの」

 
　「サッカーにそのような問題を持ち込み、特にこの時期核に敏感であろうに、それに喩えしは気が違ったかジュビロ殿」

 
　「気が違ごうたとは片腹痛い。本性も本性」

 
　「おのれ、ジュビロ！」

　「お、ここはホームスタジアムでござるぞ、ホームで一旦ことを起こせば御身は監督不行き届きで制裁対象、それをご承知か、さ、さどうする」

 
　「この間の遺恨覚えたか！！」

　で、結局制裁対象に。
　当日、その顛末を西サイドから見てて、
「やめとけ、２００、３００万円も払う金ないぞ」と周りのサポ仲間と話していたそのとおりになりました。

　原因よりも結果責任が問われるのが世の常。手を出したほうが負けのこの世界。腹に落ちないことがあろうとも我慢。結果をきちんと残しましょう。

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