【サッカー 仙台】遠交近攻 世の習い
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太田町見付
2011年09月30日 23:29 visibility182
春秋戦国の世ではないが、戦略として近くの敵を討つには遠の国と同盟し、攻めるのが定石。それすなわち三十六計、魏の范雎の策謀。まあ、敵の敵は味方なのだが、その味方が遠くにいただけ。
敵とはすなわちジュビロ。根っからの遠州人でありながら、ジュビロ嫌いは今に始まったことではない。ただ、ジュビロ嫌いなだけなら別に平日のナイトゲームを見に行く義理もないわけだが、それでも、ベガルタ仙台に勝ってもらわなければならない理由。それは、10月に行われる天皇杯2回戦のため。
ジュビロ磐田と対戦するのは、我が福島ユナイテッド。予定では8日土曜日であるが、ジュビロがナビスコで勝ち抜けすると、12日水曜日に日程がずれてしまう。遠路福島からただでさえ少ないサポーターが、応援に来れるわけがない。それはJ1ベガルタの当日の応援者数でもわかること。社会人リーグのチームには酷な話。だからこそ、近くの敵を倒すのには遠くの仙台を後押しし、ここは仙台に勝ってもらわないと。1-1のドローであってもアウエイゴールで勝ち抜けできるのだから気分的には仙台有利なはず。
仕事帰り、にわかサポーターがレプユニ等を持っていようはずもなく、7月ユアスタに行った際購入した「頑張ろう宮城東北」TシャツをYシャツの上に着込んで応援。
前半は、バックスタンドで観戦。
ただ、いきなりの失点は目算が狂ってしまう。西から前田への流麗たるパス。そして絶妙なシュート。感嘆のため息。アウエイでの先取点は少し重苦しくなる。
それでも同点にさえすれば、今度はうちが有利になるのだから、まだまだ。
積極的にボールを回そうとする姿も見られず、攻めあぐねている感がみられる。どうしても盤でつぶされ、フュニッシュまで至らないのである。
常時仙台のプレーを見ているわけではないので、論評のしようがないのだが、一言でいうならエスパ戦で見せた積極さがないのはなぜであろうか?
後半は、私個人としても仙台に発奮してもらう必要から、ゴール裏のサポーターエリアの端っこに移動。
ベガルタの応援チャンとは比較的わかりやすく、にわかサポでも何とかなろう。
後半は、それでも、フィニッシュまで行き着く。高橋が、菅井が、角田が、曺がゴールを狙うもことごとく枠外。また、バーに嫌われる。ゴール裏が沸き立つ時間帯。ゴール裏が沸き立つ時間帯。
だだ、前傾になりすぎるとカウンターとなるのはサッカーの常道。やはりというべきか、一気に駆け上がられ、そして最後はサイドに振られ、どフリーの山元に決められる。
結局再三にわたり前ががりになるにつれ、カウンターを食らいやすくなり、終わってみれば、3-0の大敗。
50人ほどいたであろうサポーターの皆さん、お疲れ様でした。最後にダンマクの片づけを少しお手伝い。結局のところ、にわかサポーターは力にならないわけで、2週間後のナイターを見に来る羽目にまりました。
仙台VS磐田。入れ替え戦でも仙台の応援をしに観戦に来ましたが、やはりヤマハは鬼門です。
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