【サッカー 清水】いきたがる情熱にリスクなら止むを得ない
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太田町見付
2012年05月28日 11:11 visibility96
最初に耳の痛い話。後半30分前後のゴール前での交錯。そこで決めきれない大悟もいかがなものだか、今回はその儀に非ず。
マリノスのキーパーの負傷、そのための治療。まあ、それがうちの前で起こったのだからゲームの流れからにせよブーイングが出てしまうのはしょうがないし、手が出たのはどう見ても故意とはいえない。ただ、それが続いたのはいただけない。
元来GKのみフィールド内での治療が認められているのだから、「出せ」のヤジはハナから論外。もう少し詳しくなりましょう。それがサッカーどころを自認するサポーターの務め。ただ、欲情のおもむくままに気勢を上げるのは(この場合奇声でも文意は通るが)なんらバスを囲むフーリガンと変わらない。
さて、ゲーム内容は、そんなブーイングが出てしまうのも仕方のないような内容。よくぞ勝ち点1を確保できたな、ホームで負けなかったなと思うような展開。まあ、マリノスのグダグダ感にも助けられた面も‥。
最初の展開、惜しいと唸ったのは河井。前半30分のシュート。今回は右SBでの起用であるが本来は前線に躍り出る子。器用さがなせる業。だから、あの位置で打つのだがそれがとても惜しいもの。
惜しさ、悔しさで凝り固まるのは、結局のところチームの若さゆえ。若い選手、新しい選手をスタメンに起用しているこのゲーム。締まりがなかったのは結局のところ、ゲームメイクできる選手がいなかったからか。カンソンフョもフィットし切れていなかったし、亜人夢ももう少しいいポジショニングできたらと思うことしきり。
マッチメイクでいうならば本来、大悟や浩太がその任に当たるべきところだが(浩太ももうそんな齢なんだなあ~)、それが高原が投入されたことでチーム全体の動きが変わったことで見て取れる。
先述の亜人夢だが、後半早々のミドルも決まりさえすれば、きっと何かが吹っ切れるのだが、アウスタのサッカーの神様は身内(ユース出身という意味で)にはいささか厳しい。
最後の交代は伊藤翔。もし、何か期待するなら、それはお門違い。結局今日も再び長嘆息をサポーターにつかせる仕事。であるなら、毒食わば皿まで(若い仔の起用という意味で)白崎を使っても面白かったのではなかったか。
今日の良くできましたは、林のみ。林のセーブは安定感が増してきた。
中断期間と言いながら、実質10日空くだけ。ナビスコが2試合ある。だから、やっていることに誤りはないから自身のプレーに磨きをかけるのみではないか。ただ1000ゴールはいつになることやら。♪ゴールはいつだ心躍らせ待っている♪
ずれそうでずれない生き様そしてチームをみせつけてほしいから。
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