【サッカー 福島】 JFLホーム開幕初勝利
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太田町見付
2013年03月18日 23:42 visibility420
ゲーム前半の途中から、ゴール裏に陣取ったのは、チームに華を添える「F-starlets(エフスターレッツ)」の面々。JFL新規参入チームには分不相応なチアリーダーチーム。元はといえば福島・宮城を中心に活動する「クラップス」なるチームがその元であり直接チームが保有するわけではないし、それをオレンジウエーブやヴァンフォーレクイーンと比べる気など毛頭ない。
その、彼女らが「カモン、カモン、鴨志田ゴール!」と黄色い声をあげられては、ただでさえ「おんな子供しかいない」などと揶揄されるうちのゴール裏。男どもは発奮せざるおえない。
今日は、ホーム開幕戦。待ちに待ったJFLのステージ。ただ、場所が信夫ヶ丘陸上競技場であるのがちと残念。あづまは只今改修中。
それでも駅からバスで15分ほどだからそれほど遠いとは感じないし、そこそこの本数は確保されているからアクセス面では及第点。ただいかんせんその古さは……。サポ仲間にはここで競技した者も多いから、普段着の競技場といった仕様か。
阿武隈川を渡る風も暖かさを感じ、入口の桜も少しづつ膨らみつつある。入場前にビールでを飲むのもリーグ戦ではよくある光景。
芝生側の待機列とメイン側の待機列の雰囲気が全く違うのは、なれたサポーターと、表情の少し硬いはじめて有料入場観戦をする者の違いか。これも、そのうち解消し和気あいあいとした空気が流れるに違いない。
ゲーム開始前瀬戸市長のあいさつ。「この試合には必ず勝つように」といささかカミカミの挨拶。なかなかこのような場での挨拶など、なかっであろうから。これもJFLはじめて物語の一コマ。
さてゲーム評であるが、いろいろなメディアが取り上げており、素人ブロガーが書く事など何もない。ホーム開幕のなんと心地よいことか。
鴨志田の開始早々の得点をチーム全員で守りきったのは全く町田と同じ展開。
さらにはアデッショナルタイムのPK、行きがけの駄賃とはよく言うが、この点は帰りの駄賃か。最後にあのようなことが起きようとはサッカーはまるで何が起こるかわからないスポーツ。
まさかキーパーがあのようなファールを犯すとは。やってはいけない悪い見本。そこで得たPKをキッチり決めて2-0。
そしてゲーム終了。
信夫ヶ丘の芝生席。なかなか中途半端な傾斜がついており、立っての応援は足にくるし、途中から強く吹き出した風のおかげで砂埃が舞い上がる。まだ、芝生も枯れたままで(きっと夏芝のみなのかもしれない)、まだ除染工事のあと芝が根ついてないのかもしれない。顔も帽子もジャリジャリするのも前節町田と変わらず。
それでも勝てばなにもかもが嬉しいし楽しい。
ホーム初戦は快勝とまではいかないし、ボールの動きも単調でツウをうならせるような試合ではなかった。でも、当日スタジアムに足を運んだ人たち、またテレビを視た人たち(NHKが中継し解説が宮澤ミッシェルだった)にこのチームの存在を示すことができたに違いない。さすれば観客も少しづつ増えていくはず。
2週間ごとに楽しいイベントがやってくる。それは、テレビで見るような海外のゲームとは程遠いし、高速バスでユアスタや、新幹線で埼スタまで行くようなJサポさんには物足りないかもしれないが、そう例えれば高校の文化祭。手作り感満載の文化祭を2週間おきにやるようなワクワク感が待っている。
だから、また行こうよ信夫に。
(運営のぐたぐたさについてはまた別の機会に)
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