【サッカー 福島】 ♪絶好調真冬の恋はスピードに乗って
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太田町見付
2013年04月21日 22:32 visibility338
テレビのニュースでは、東北地方の桜も開花し、それこそ船岡の千本桜やら、「八重の桜」のオープニングで使われている桜も満開とやら。福島の花の名所花見山も大勢の客が押し寄せているとか。
でも、今日の飯坂電車から見た桃の木々はピンク色に染まり可憐なものを見せる上に純白。そして畑一面銀世界。飯坂温泉駅のツバメも寒い寒いと啼いている。
季節が二ヶ月いや三ヶ月も逆戻り。
福島市郊外の飯坂温泉で、夜行バスの疲れと冷えた体を温める。今日は21日。毎月11日、21日、31日には乗車促進のフリーきっぷがあるようで(今朝知った)500円でそれを購入。少しトクした気分。
長湯がたたって、予定していた東北本線の電車に乗り遅れ、一本後の電車に。郡山から利用したバスも大槻車庫行。大槻車庫の待合室でポンチョを着込み、郡山の田園地帯を雪中行軍。昨年11月の地決予選の時も寒かったが、やはり雪がしんしんと降っていた方がまだ風がない分暖かい。ユーミンの♪ブリザード ブリザード♪が頭の中をクルクルめぐる。
スタジアムに着けばそこも田んぼとまったくもって変わらず、雪がピッチ全体を包む。
今日のボールパーソンや担架要員、設営ボラであろう尚志高校のサッカー部員たちが雪かきをはじめるも、降り積もる雪にかなわず中止が決定。
雪の中の観戦といえば昨年の春分の日のNDスタジアムでのゲームやら、湘南と戦った鳥取での天皇杯があるが、長い長い(といっても20年ほどだが)サッカー観戦史上初めて降雪中止順延の仕儀に至った。
中止が決定されてからは天候も徐々に回復してきたが、さすがに水を含んだコンデションの悪い中、十分な除雪もできない中でゲームをして怪我でもされたら目も当てられない。中止順延でも致し方ないこと。
JFL史上初の降雪中止。金沢、富山秋田あたりがありそうな気もするが名誉か不名誉か珍記録のタイトルホルダーに。
芝生席に積もった雪は正しくバージンスノー。水を含んだいささか重い雪だが、誰の足跡もない。そこで転げまわる至福の時間。シズオカケンミンにバージンスノー見せちゃだめだよ。おもいっきりはしゃぐから。
中止になってサブグラウンドで小一時間選手たちが練習。体を温めるためであろうか鬼ごっこのようなミニゲーム(?)。選手たちの笑い顔が眩しい。
この中止となったJFL第7節。相手チームはホンダロック。そう、JFLいやサッカー界でその名を知らぬものはないあの「ロック総統」がおわします。
ロック総統率いる親征軍公称5万(見た目は四人)が会津討伐の新政府軍よろしく郡山に乗り込んできたのが(ホンダロックは宮崎。宮崎は島津の支藩)、ホンダロックの選手バスが帰った直後。
そして、総統のありがたい訓示があったわけです。
http://www.youtube.com/watch?v=vrB2iWdvERk
サッカーにはいろいろな楽しみ方がある訳で、どれが正答というものなど一つもないし、自分の感性で楽しめばいいわけでそれを押し付けようとする気などさらさらない。
今日のロック総統のありがたい訓示もそうです。結構初心者には刺激が強いかもしれないし、実際テレビクルーがきちんとロック総統にインタビューして総統もキチンと答えていたが、そこにあるチームを愛したいもの。
昨日のセレッソサポの行為もああありたいもの。
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130420-OHT1T00075.htm
スポーツ新聞の与太記事でしょうが、「~側からも『おもてなしはけっこうです』と言われてますし~なんてほんとに言ったようなら自身の属するリーグを愛せないようなチームとは決別したいもの。
まるで広瀬香美の歌が似合う今日の郡山サッカー場。日は4月21日。来週からゴールデンウイーク。
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