【サッカー 甲府】 さよならGW さよなら国立
-
太田町見付
2014年05月09日 23:02 visibility556
ゴールデンウイーク最終日の振替休日、昨夜来の雨は上がるもののすっきりしない天気。この時期とは思えない肌寒さ。アンダーシャツを着込んでも肌寒く感じるほど。そのような天候だからか、スタジアムに向かう電車は比較的すいている。
それでも、11時を廻れば甲府からの「かいじ」も到着し、更には応援バスも続々集結し待機列も長くなっていく。待機列をかき分けサポーター団体が署名活動を呼びかける。県知事あての球技場建設を求める署名。十数年前ここでもクラブ存続の署名を行ったと聞いたが、それを思えば隔世の感。応援するチームがこうしてあり、更には国立改修前のラストマッチの栄誉を与えられるとは。
入場後も相変わらず日が陰ったまま。ビールよりホットワインがありがたい。ホームとはいえだだっ広い国立のコンコース、選手が登場するまで沖縄土産のちんすこうを持って右往左往。
川淵最高顧問の挨拶、Jリーグを象徴する2つのチームとの紹介はこそばゆい。潰れかけたのも事実だし、市民球団として苦難の道を歩んできたのも事実。今季は雪害で開幕をここで行ったのはつい2月前。
そんな市民球団の矜持があのピッチ看板。
最高顧問は、浦和の経営手腕も褒め称えるも、ゴール裏の反応鈍し。普段揉められることのないチームだからかもしれないが、万雷とはいえないまでも拍手ぐらいしてもよさそうなものを。
観客は大方の予想を裏切り、6対4とまではいかないがそこそこ入った。ラスト国立と宣伝し続けた営業の賜物。当方サポ仲間と「甲府8千浦和2万スポンサー他サポラストマッチみたさで2千」と予想しあっていたが、結果ゴール裏だけで9千を集めたよう。
ゲームはただ点が入るのが面白いと思っている人にはいささか冗長な試合だったかもしれない。ことに大阪に本社のある某スポーツ新聞の記者などはなぜ国立ラストにこのゲームなのかと人様の神経を逆なでするような記事を後日書いている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140507-00000041-dal-socc
ワントップの盛田にはいささか荷が重かったろうし、クリスティアーノもほとんど前を向くことができなかった。
後半にあったカウンター気味のシュートもかなり前から線審のフラッグが上がっておりどう見てもバリバリのオフサイド。それでもそれが水を差すわけでもなく、ともすればできるかもとの期待を持たせるには十分あまりある。
稲垣祥の若さ克ちゃんの老練さで局面打開を図ろうとするも、個の差はいかんともしがたい。
アデッショナル直前のオミの退場そして浦和のFK、大きく外れてのゲーム終了。
しかしながら、浦和相手に勝ち点1は大きい。リーグ戦はなんと言われようと負けないことが重要。浦和サポにとっては地団駄踏む結果。
ゲーム終了後、最後の国立とあって、自分の周りを少しゴミ拾い。中心に近いところはほとんどないが、外れるにつれ目立つ。それでもありがとうの気持ちをこめて。
スタジアムを出ればそこには知った顔の仲間が。Jsさんでバグパイプの行進に写った人やらインドネシア国旗の小旗を持って写った人。みんな昔から甲府が好き。
地下鉄で移動し反省会。たまたま寄った店では浦和のボラスタさんも反省会。伝票は別でサッカー談義。浦和って色メガネでみてしまうがボラスタさんなんかはいい人。
こうして連休最終日の夜は更けてゆくのでした。(でも飲んでる場所が新宿、甲府にも浦和にも都合のよい場所)
- favorite4 visibility556
-
navigate_before 前の記事
【サッカー 清水】 負けないことの重要性
2014年5月7日 -
次の記事 navigate_next
【サッカー 清水】 意地と暑さのドロー
2014年5月11日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件