【サッカー 福島】歓喜冷めやらぬうちに(福島ユナイテッド1-ヴェルフェたかはら那須0 全国社会人サッカー選手権大会)

 既に御承知の方も多いかと思いますが、本日10月18日山口県やまぐちきらら博記念公園サッカー・ラグビー場で行われた、第46回全国社会人サッカー選手権大会準々決勝において、福島ユナイテッドが阪南大に2-0で勝利しました。


 これに伴い、第34回全国地域リーグ決勝大会への社会人大会枠2チームのうち1チームが、福島ユナイテッドに決まりました。これは既に準決勝進出4チーム中2チーム(AC長野パルセイロ・カマタマーレ讃岐)が地域リーグで優勝、S.C.相模原はJリーグ優遇措置で出場が決定しているためです。


 JFL昇格するためには是非とも出場したかった地域リーグ決勝に進出できたことはうれしい限り。


 そのようななか昨日の観戦記を書くのは正に「六日の菖蒲、十日の菊」。ご笑覧いただくのは正に汗顔の極み。


 


 山陽地方の陽のひかり、その明るさは静岡県となんら遜色のないものです。だからでしょうか小野田駅に降り立った時はそれほど遠くにやってきたとは感じません。


 第46回全国社会人サッカー選手権大会2回戦の行われた、山口県立おのだサッカー交流公園サッカー場は、陽光差す周防灘沿いの埋め立て地にあります。


 私が述べるまでもなく、山口と福島は深い深い因縁で結ばれていますが、それでも、それは長州藩と会津藩や二本松藩。福島藩自体は、奥羽だけに右往左往していただけ。当然運営にあたっていた多くの山陽小野田市のみなさんはそのようなこと一切考えていなかったに違いありません。


 


 さて、ゲーム前ユナイテッドのコールリーダーにご挨拶し、応援の片隅にお邪魔させていただきます。それこそ、3週間ほど前に盛岡で見た顔があります。昨日(16日)のゲームから見ているとのこと頭が下がります。


 


 ゲームは、6点と得点力が爆発した一回戦とは違い、こう着状態が続きます。たかはら那須の動きも良くパスがうまく回せず、それこそフィニッシュまでもっていけません。逆に、押し込まれる場面も幾度か。


 それでも、うまくサイドチェンジをしたり、ライン際を駆け上がって攻撃の形をつくります。


 


 待望の得点は、前半終了間際にセットプレーから栄大が頭で合わせて押し込みます。


 後半も攻めるというより一進一退の攻防戦といったほうがいいでしょう。ゴール前まで迫られることもたびたび。それでも青柳の守りと清野の好セーブに助けられなんとかしのぎます。


 結局、栄大の1点が決勝点となり1-0の辛勝で三回戦に進出です。


 


 コールリーダーのK氏は声からしながらも、このままチームが勝ち進むまで山口にいるとのこと。決勝は水曜日。それまで頑張ってもらいたいものです。


 


 ちなみに私のお気に入りのかの君は、このゲームでは得点はありませんでした。それこそシュートを打つも枠をとらえることはできませんでした。それでも、相手DF陣と競り合うさまはいつ見ても小気味よいものです。ただ、途中交代でベンチに下がったのは残念ですが翌日以降のゲームを考えると仕方ないことかも知れませんが。

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