【サッカー 甲府 福島】 判定に文句はないけれど
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太田町見付
2013年09月08日 20:23 visibility467
小瀬のゴール裏、アウエイ側に入るのは十数年通っているが初めての経験。
いつもなら素通りするアウエイ入場口、今回はそうもいかず、その列に並ぶ。天皇杯2回戦ヴァンフォーレ甲府対福島ユナイテッドの一戦。
昨年の天皇杯、延長戦までもつれ、PKで勝利し、その後昇格の足がかりをつかんだ福島。昨年にひき続き今年対戦しようとは、サッカー協会も人が悪い。
天皇杯はサッカー協会主管、だから、名物ヴァンフォーレパークの屋台村もなく、小瀬は静かそのもの。まったり感すら漂う。
運営ボランテイアも高校生。手作り感満載でいつものリーグ戦とは勝手が違う。
開門後入場するもそこはいつもとは違う光景。ホームを見る違和感。そして、少ない入場者数、いつもは開門後にそこそこ埋まるゴール裏もガラガラ。やはり天皇杯。
選手ダンマク、チームダンマクを最上段、最下段の手すりに結んでいく。小瀬名物広告看板もないことから結び放題。これもまた天皇杯。
チームダンマク、選手ダンマクとも甲府の数倍。
ダンマクの設置が終わり、道の駅で購入した種無し巨峰のおすそ分け。先週に引き続き巨峰は皮を剥くかそのまま口に含むか論争の再燃。
試合開始一時間前に
「ではここで失礼」
「え?めいめいさん(福島ではこうよばれている)どこへ?」
「あっち。後半に戻ってくるから」
バックの中には、はくばくのレプユニとタオマフが。
コンコースで着替えれば、一端の甲府サポに早変わり。
天皇杯、甲府の応援はゴール裏ではなく、バックのホームより。そこに陣取る。
いつものコールリーダーは不在。チームも主力は7・8名。それに合わせたわけではないが応援も若手中心。
選手コールも散発的でまったり感は否めない。
選手紹介時、久野純弥に対する拍手は暖かく、いつものらしいものだが、内山俊彦の名前が出た時の拍手は違うから。うちにいた内山は今は山形のユースのコーチだから。内山俊彦は同姓同名の別人。
ゲームはパトリックとジウシーニョにボールを集めようとするもののうまくいかない。
青山が局面打開を図ろう、ロングで飛ばそうとするが、福島の守備にいなされる。ボールが福島にわたりカウンターをねらうも、これたまうまくいかない。
一進一退くの攻防といえば聞こえがいいが、両者とも攻撃に決め手を欠く。
ピッチに選手と城福さんの怒声が響き渡る。それほど応援も途切れ途切れ。
それでも前半40分、保坂のシュート。そして、アデッショナルの福島吉濱のシュート。それぞれ決まっていればはたられば。
前半終了。この日の小瀬中銀はバックスタンドとゴール裏が行き来可能。
途中コンコースで汗に濡れたはくばくユニから赤黒の肩に東邦銀行のレプユニに着替える。
アウエイゴール裏には大旗を振る人がいないとかでまだ準備しておらず、それを作る。
後半から大旗が出たのはそれが理由。
後半8分、前半の勢いのままに吉濱がボールを持ってくる。そしてシュート。
誰もが入ったと思ったそれは右に大きくそれる。超嘆息。それを外すか…。
後半になり俄然動きが増す。甲府側のチャントも途切れることなく際限なく続く。
それに比し、福島が耐える場面も多くなる。
ボールを持っても動くタイミングが遅く、甲府に潰される。それでも、時崎塁や純弥も駆け上がる。
先に動いたのは、甲府。福田、三幸、ポッチケと次々に交代カードを切る。90分でケりをつけるつもり。
そして、耐える福島。
アデッショナルタイム。CK。そしてその後何が起こったかわからない静寂。審判もわからない。ただ副審の上げる旗。そしてホイッスル。
審判に詰め寄る内藤。
判定は変わらず。
そして試合終了。ゲーム終了前に振りだした雨。天気予報どうりの雨は試合終了と共に本降りになる。
結局のところ1-0で敗退。審判が入ったと言えば入った。だから今更言っても仕方のない話。であるなら、決定機に決めることのできなかったうちの決定力不足。吉濱のどれかがはいっていればはタラレバの世界。
判定は覆らなくとも、あのジャッジが正しかったかどうか知りたい。
この小瀬であった川崎戦のあの判定。PKを与えることとなったが、審判員会は誤審を認めたし。
ゴール裏に来たとき純弥は少し泣いていた。悔し涙であろう。
が、そのあとの、甲府側に行った時の歓声とコール。甲府で3年。福島でははや4年。されど愛すべきキャラであることは間違いない。
そして福島コール。
雨の中の撤収作業。いっぱいに張ったダンマクが恨めしい。
ひとしきり作業が終われば、降っていた雨も止んでいる。
選手の出待ち、やはり純弥は人気者。
選手バスが帰り、スタッフが出てくる。
竹鼻さんもいささか腑に落ちぬ様子。それでもリーグ戦に切り替え。
海野会長と佐久間GMの姿を見かけたがこの格好では挨拶もできず、しらぬ顔の半兵衛を決め込む。
外は夕焼け。AGcafeでサポ仲間と一休み。
その夜、後援会の飲み会。
やはり、あのCK入ったかどうかわからないって話に。
その時はそんなヒロシに騙され隊Tシャツを着ている、表裏比興の金吾中納言。
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