【サッカー 清水】清水の台風一過はいったいいつ?(清水1-FC東京2)

 静岡県内の沿岸部は暴風・大雨警報が発令している最中行われた、清水対FC東京戦。暴風警報とはいえ、結局、台風の本体が洋上を通過したこともあり、雨風とも確かに強いものの予想していたほどの事はなかったアウスタ日本平。


 


 しかしながら、暴風警報の中強行開催した割には、お粗末な展開となったことはいかんともしがたい。ここまで、ホームで勝てないのは如何なものであろうか。


 元来FC東京とは相性が悪いのだが、今回それに輪をかけて、相手は崖っぷち後がないチーム。ここで負けると一挙に降格争いの渦中に放り込まれるため必死。


 ケンミン性というべきか、チームカラーというべきか、今回もまた良く云えばお人好し、その実、降格組の延命をまたしても手助けする仕儀に。


 


 ゲームといえば、降りしきる雨、そして、廻る風になかなかボールを御しづらい展開であったであろうが、なかなか主導権を奪えない。


 その中で失点はまたもや、CKからのマークのずれ。ここまで来ると風が変則的とかそのような言い訳は通じまい。単純にバイタルエリアでの処理がまずいだけ。王子岩下が悔やんでも詮無いこと。


 


 直後この失点で少しやる気を見せたのか、宏介が1人持ち込んでサイドからかわしながら駆け上がりシュートするも枠外。前半の見せ場はこれのみ。


 前半終了間際のCKからの混戦を決め切れないのが、現在のチーム状況を表している。条件は同じなのに、得たCKを決められるものと外すものの差。


 


 選手サポーターとも、体力・体温を奪われる、相も変わらず雨風が強い後半。


 中盤でのパスが簡単にカットされて攻撃が続いていかない。否、ボールの受け手と出し手の呼吸が微妙にずれている。天候のせいではなく、全く合っていない。


 元来精密機械のような攻撃、そして守備を見せているだが、一度狂いだした歯車は修正がきかないのであろうか。


 それこそ、2失点目も、CKからのマークのずれ。それこそ西サイドスタンド2階から見ていて大黒のシュートはドンピシャの位置。


 この失点から、フィールド内は嫌な厭戦気分が漂う。それこそ、このゲームを捨てたといわんばかりの安易な攻撃。


 


 そんな嫌な雰囲気を消し去ったのが途出場の元紀。巧い切りかえしでシュート。まずは1点返す。西サイドのテンションは上がり、同点そして逆転を期待する。


 さりながら、追加点を奪うこともできずゲーム終了。


 


 勝ちたいと思う意識の差といってはそれまでだが、お人好しのチームにはもう少しFC東京のような狡猾さが必要なのかも知れない。


 それこそ、。前半15分ごろ、リスタートの際、審判が観ていない間にFC東京がパス。攻撃を再開。当然のことながら審判はやり直しを命じた。


 また、アデッショナルタイムに入る前、平山は、寝ているにもかかわらず、入った担架に乗ることを拒否し出るのか出ないのか時間稼ぎを図った。


 好き嫌いで論ずるのは良くないが、見ていて醜悪過ぎるプレー(元来FC東京のプレースタイルは綺麗なものではないが)も、この際ありかと思ってしまう。


 


 結局ホームでは、2ヶ月間勝ち星無し。いや、第2クールはわずか2勝。堅守で鳴らしたチームの面影はまるでない。


 いつ、ホームで勝てるのであろうか。チームとサポーターの苦悩はまだまだ続く。


 


 今日、応援に来たサポーターのみなさん風邪などひく事のないように。かく云う私、少し関節が痛いです。(そりゃ、雨で水分含んだタオマフ振りまわしていたら腕も痛くなりますわな。でも少し熱っぽいです)

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