【サッカー 甲府】大事にそして大胆に(千葉1-甲府2)

 互いにミスを犯したら、そのミスを補うべくプレイヤーは走る。そしてまたボールを奪い返す。


 久しぶりに見た緊張感あふれるゲーム。そして動きまわる選手たち。これほど手に汗握る白熱したゲームを観るのはいったいいつ以来であろうか。やはり、目的のあるもの同士のゲームは好ゲームとなる。フクアリの千葉対甲府戦。絶対負けられない意地と意地のぶつかり合い。


 


 最寄駅である蘇我に到着したのが1343。京葉線電車内では同業者の姿は見ることができなかったが、蘇我駅頭はもとより、スタジアムまでの人波の中に徐々に増えていく青赤。そしてスタジアム南ゲートには長蛇の青赤集団が。乾坤一擲の大一番と皆が心しているからこその大集団。スタジアム入っても見知った顔がそこここに。


 


 いつもならば、ゴール裏に陣取りますが、さすがに今回はそれもできず2層目のワイドビジョンの横に座ります。


 


 お前らやればできるジャンと声をかけたくなるような展開。やはりスタジアム2層目はピッチ全体を広く俯瞰できます。


  中盤での球際のせめぎあい、そして攻守入り乱れての展開。正にサッカーの醍醐味。


  互いに喉から手が出るほど欲しい先取点は甲府から。パウリーニョがいい位置でボールを受けそしてシュート。中盤でのあのようなボール回しは見ていて心地よい。


 


  私が、得点した後思わず発した奇声「お前ら、とりあえず5分耐えろ!!」いつもならば得点の後、皆がボールウウォッチャーになり失点するきらいが。


  魔の5分を上手にいなしたものの、間断なく攻撃を仕掛ける千葉。シュートがことごとく枠をとらえることが出来ず、あまつさえ荻の好セーブにも阻まれ得点できない。今日は負けない予感の漂う前半終了。


 


 後半とて、互いのモチベーションは変わらず、球際の攻防、セカンドボールの奪い合いがつ続く。柏の再三にわたる突破も追加点のにおいがする。


 そのような中起こったダニエルのファール。あれはやらずもがな。そしてPKでの失点。


 ここから互いにヒートアップしていく。秋本のファールもカードは仕方なし。互いにラフプレーが目立つようになっていく。互いに焦りが募る時間。否、焦りだすのは勝ち点3を渇望する千葉。


 


 刻々と過ぎてゆく時間。リスタートが早くなる選手たち。待望の2点目は甲府に。FKをパウリーニョが決める。歓喜のるつぼと化したゴール裏。


 


 そしてゲーム終了。このゲームは選手を褒めてあげたい。でもあのような気迫のこもったプレーを小瀬でもみたい。


 『勝利はアウエイで  ホームはスカパーで』を地で行く結果。


 昇格に1歩も2歩も前進。


 


 だた、アウエイながらハメをはずし過ぎたのか、千葉サポの癇に障ったのか、緩衝地帯での罵声。まあ、それに食ってかかるうちの若い仔も余裕がなさすぎですが、まずはここはアウエイということを肝に銘じなければ。


 


 来季、できれば千葉と一緒に昇格したい。だって、福岡は遠すぎ、観に行くならばやはり近場の方が‥。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。