
恩師と再会!
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きんぽん
2008年06月15日 18:09 visibility83
高野球時代の監督さん(恩師)に先日お会いしました。14年ぶりです・・・変わってなかったな〜。まだギラギラしてたし、オーラ出まくってたな〜。
地方のゴルフ場で「ゴルフをしましょう」ってことになっていっしょにプレーしましたが・・・緊張した・・・とにかく緊張した。前半の最後のショートホールで監督さんが「ニアピンやろうっ!!」「ピンから1番遠いやつが昼のビールご馳走なっ!!」なんて言っちゃって・・・言ってる監督さん「池ぽちゃ」だもん・・・いや〜笑っていいんだか、何なんだか・・・・笑っちゃったけど・・・野球部時代じゃ絶対笑えませんが・・・何せ関東1怖い監督(だれが決めるんだか・・・)って有名でしたから。他チームの某有名監督が言っていたから間違いありません、それにほんと怖かったんです・・・怖いってゆーより「厳しい」が本当なんですが(笑)。とにかく「物事白か黒」。「けじめがないやつは去れ!!」でしたから・・・また私、その「けじめ」がないから目つけられました。ほんとセコムかっ?ってくらい監視・・・いや目つけられてました。数々の伝説がありますが、みなさまにその「厳しさ」の一部をご紹介したいと思います。
私の高校は、今でもですが、当時から強豪高で土日は一軍も二軍もほとんど練習試合です。一軍は監督、二軍はコーチ(これがまた監督よりやばい)が試合の指揮をとるんですが・・・・今回は、一軍での話し。野球部出身者はご存知だと思いますが、試合前に各チーム、7分間ずつノックの時間が与えられますよね。まず事件はそこで起きます・・・ショートをやっていた私が二回連続でゴロをはじいたんです。そしたら試合前の全体ノックなのに、個人ノックが始まるんです・・・・相手まだノックしていないし、練習試合とはいえ、時間は決めてあるんですが・・・相手チームはその時点でもう萎縮しています。審判もだれもとめられません・・・・そして無事ノックが終わり、30分遅れてのプレーボール!!私はすでに汗だくでドロドロ・・・そして1回の守備。事件がまた起こります・・・・まだ息が整っていないところに「ショートゴロ」・・・みなさん察しが付いたと思いますが、そう・・・エラーしちゃうんです・・・相手は、同情しているのか、やじらず、そしてチームメイトも・・・静まりかえったグランド・・・それが監督さんを「ファイアー」させる原因なのに・・・私は心の中で「みんなやじって!!早くっ!!」・・・しかし時すでに遅し・・・一塁側ベンチから「グローブいらね〜じゃん!!なぁ」ってベンチにいるチームメイトに爽やかな顔で相槌をもとめているんです・・・明らかに相槌を求めているんです・・・私は聞こえないふりをして、周りに苦し紛れの声かけをするのですが・・・・
その「俺聞こえてませんよ」的な態度が監督さんはとても気に食わないのでしょう・・・とうとう「ファイヤーマン」に変身する瞬間です。次のバッターが打席に立つやいなや、「グローブいらね〜って言ってんだろ!!」・・・私・・・「はい!!」そして審判に蚊の鳴くような声で「タイムお願いします・・・」・・・私、ベンチにグローブを置きにいきます・・・その時注意しなくちゃいけないのはグローブの置き方です!!少しでもふてくされた置き方したら、その場で「ボコボコ」です・・・だから私は99%演技ですが、神棚にお供えものをするかのように、大事にグローブをベンチに・・・そして審判にも深々と頭をさげ・・・・「ショート手ぶら」でプレー再開。これがまた不思議なことに打球飛んでくるんだ・・・飛んできた瞬間、味方はもちろん、相手チーム、審判、観客・・・・ここは野球場なの?ってくらい静寂な時間がすぎます・・・・そして死に物狂いで打球を処理。なんとかアウト。その瞬間、相手チーム、味方チームから「ふウ〜」と言う安堵の息がわずかに聞こえてくるんです。これ作り話しじゃなくほんとです(笑)そして、爪からは血が流れていますが、ここで痛そうな顔をすると即効「交代!!」って言われるので、なぜかニコニコしています。骨折もありますよ・・・同じイニングにグローブつけているメンバーがエラーすると、当然そいつも「グローブ外せ」指令がでますので、何回かキャプテンでサードやってるやつと「三遊間グローブなし」も経験済みです。でもグローブなしの時はほぼ勝ちました。なんせ相手が「何ここ」みたいになっちゃて萎縮なんだか、同情なんだか・・・おかげさまでいまでもグローブさばきは良いです!!
この話しはまだ大した事はないかもしれませんが、いっぱいあるんです。話せる機会があればまた書いてみます。でも私は心から感謝しています!!だって当時、新婚でお子様も小さかったのに一年間で休みは正月三が日とお盆の二日間だけですもんね。当時は「こいついつか分からせてやるっ」て思っていましたが(実際声にも出してた)、家族の時間を犠牲にしてまで、私たちに愛情を注いでくれたことは、ほんと感謝です!!帰り、「うまい鰻喰うか?」って言われ当然「はいっ!!」そして、今日日記に書いたことや、当時の伝説を夜遅くまで話して帰ってきました。次回は家族を恩師に紹介しに行きます。
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- 事務局に通報しました。
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