庭(横浜DB#6)

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    2012年04月06日 21:29 visibility68

DB0-2C(横浜スタジアム)

○前田健 1勝1敗

●ジオ   1敗

本 ニック①

 

カープ・前田健太投手 ノーヒットノーラン。

 

うーん・・・・・・うーん・・・・・・

 

いろいろ考えましたが、素直に、この結果と記録については、

脱帽いたします。

 

これと、ニック選手の本塁打がなければ、凡戦でありました。

 

両チーム、捕手がぽろぽろ。

広島の1点目も、

黒羽根が森本の本塁送球を捕球していれば点がなかったわけで・・・・・・。

8回だったか、梵選手の走塁死も同じ。黒羽根のファンブルからのもの。

 

そんなもん、なんだが、

基本的なミスも、ベイの方が多いということ。

 

リリーフも、まだきっちりしてこない。

加賀が今日も一発を浴び、あれっ?ていうところもある。

昨年で言うところの、牛田状態。

で、代わりのリリーフ投手、決め手に欠けているのは、

昨年の左右病、継投大会のツケでしかない。

みんな壊れているのだ。

 

もっとも、それを言っては仕方がない。

 

それよりなにより、そもそもの話、

 

ハマスタの広島戦は、ずっと、ずっと、いいように

ビジターを埋め尽くされていて、

昨季ハマスタ最終戦で、カープ選手にウイニングラン状態の

レフトスタンドご挨拶までされてしまって、

 

どっちの庭だかわからない状態があり、

 

何気に、こういうところを嫌っていたのはあります。

阪神戦以上にね。

 

ただ、それを踏まえてか、

中継を見た限りでも、

今季のハマスタは、ビジターに厳しくなっているので

三塁側内野自由にビジョンを設置されたり、

ビジターのヒロインを場内に流さなかったりしている。

 

いい悪いは別。

 

それを踏まえての、カープ初戦で

こんな記録を達成されてしまって、

出ばなをくじかれた。

 

その上、

これで花束まですぐに用意されてしまうハマスタ、

すぐに前田投手に渡されたときは、驚いた。

何か記録用で予めあったものなのか、緊急手配なのか?

 

何だかもう、というところですが、

これで、記録だからということで、

場内全体にヒーローインタビューを流されたら、たまらんかった。

 

せっかくのホーム&アウェイを、みすみす手放す優しさを見せれば、

またつけ入る隙を与えるではないかと、

内心びくびくしたところですが、

 

衛星波のTBSニュースバード用、放送用マイクのみ。

 

そりゃ、内野席からはおそらく

「聞こえない」類の罵声が浴びせられていたようですが、

 

今季のスタンスはこれ。あくまでもホーム&アウェイ。

 

弱いチームが勝ちあがろうとするための方策の一つで、

これ以上、敵チームファンにゴマする必要なしを、徹底して貫いた。

 

せめてもの評価は、この一点しかないのでありました。

 

これでまたチームや監督に批判が集中するのでしょうが、

きっとこれが現実の力で、

中日戦の雨からケチがつき、中田賢投手の大荒れでおかしくなって、

ベイキラーの山内投手に、今日のマエケン投手と。

結果としてよい投手に当たるとひとたまりもないのが、ばれましたな。

 

考えてみれば、オープン戦のチーム打率を見ながら、

危ねえなあと思っていたものでしたが、

その通りになってしまいました。

極めて単打主義。長打が決して出るわけではない、

まるで啓二朗がルーキーイヤーの年に、オープン戦でなかなかの数字を残しながら、

実は二塁打以上のヒットがほとんどなくて、

危険視していたらその通りに沈んでいったのと一緒の現象が起こっております。

 

それでも9回2死一塁で梶谷に代打を出さなかったところを見て、

まあ万に一つくらいにしか思えなかったのですが、

これは、今日の試合のことだけじゃなくて、

少なからず、6か月間に及ぶ、ペナントレース全体のことを考えて、

チームのスタンスがあるなという印象を受けたのでありました。

 

その問題点があるとすれば、

チームの方針はわかったし、その場の勝利は意外とつかみにくいことが

続くかもしれませんが、

それ以上に、中堅どころの選手、渡辺直人あたりの出番は

大いに減少するかもしれなくて、

それを当人に言い聞かせていく術を、監督・コーチ陣が

どこまで持っているかということでもありましょう。

 

その上で、これで普通の姿に戻れるわけで、

過剰報道や、びんびんに「熱いぜ!」を意識しすぎた

他チームの監督(特に高木守道さんね)も、

意識は読売寝かせに変わっていくでしょう。

 

そうしてくれた方がむしろ、ベイスターズとしては、

いろいろやりやすくなるのだがな。

 

ペナントレースとして考えた場合ですが。

 

さ、今日はネットやら何やらは極力見るのをやめよう。

どうせ記録ばかり取り上げられて、采配から実力まで、批判しかされないからな。

 

そんな中、監督の敗戦コメント、

きちんとカメラに向かって出てきたところを見なければならない。

いわゆる「弱者の自覚」に、やっと戻れたわさ。

 

むしろ、この4年間で、こういう記録をされなかった方が、おかしかったのだ。

これで、めざめられる。

 

 

 

 

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