スギちゃん野球・・・・・・か？（横浜DB＃２２）

中日３－０横浜DB（ナゴヤドーム）

○岩田

S岩瀬

●国吉

試合を決したのは、国吉の暴投。

その国吉、ユニフォームを宿に忘れたとかで、友利コーチの８９番を背負って

初回を投げていました。

擁護すれば、長嶋茂雄氏の忘れ物伝説の数々から比べれば、

まだまだこれから、なんて思ってみたものの、

国吉の場合、今季自主トレ時に間食の影響で体重オーバーになっていた、

なんて話も残っておりますので、

なんか怪しいぞ、詰めの甘さが多い選手かもしれんぞ、という感じが

し始めてしまいました。

考えてみればまだプロ通算１勝の投手が

こんな期待感だけで持ち上げられていること自体に問題があります。

ユニ忘れから想像できる、あわてものっぷり、意識のもろさ、

冷静さを欠くと崩れるタイプではないかと。

加えて、打線援護の無さが、余計に根詰める要素を増しているので、

モチベーションが自然に落ちているのではないかという気がしました。

表情がうつろだったり、はつらつさに欠けたり。

若さに欠ける。うーん、大丈夫だろうか？

一方で打線について、

ラミレス欠場に賭ける思いはよくわかりました。

これはもう賭けでしかなく、ここでミニキャンプ張らせて、

戻ったとともに、筒香も並べて得点力増強に賭けたというわけね。

これが外れたら、もう今期はおしまいでしょう。

だからこその、荒波、石川を外さずかと。

狙いどころはあくまでも機動力重視で、

ここにラミレスと筒香を混ぜれば、まだ何とかなる、かもしれないというところですが、

荒波、石川では、出塁率は上がりきらないでしょう。

まだまだ、脆い。

それでも石川を外さない方針（渡辺直人は干されたというより一番あおりを喰らったな）

これには

首脳陣の腹のくくり方が本気かと思わされました。

このままだと、GMがいる球団ですので、

まず打撃コーチは更迭確実でしょう。

その上で、直人あるいは藤田を要員として、

トレードも画策されていることでしょうな。

ファン目線では、石川放出してくれ、になっているのが

皮肉なことであるが、

石川では交換相手のグレードが落ちる。

ううむ、前フロントめ、とんでもないことをやってくれましたな。

この一週間の週刊誌で、尾花の話や駒田の話で、

前のクソフロントの悪行はばれているので、

余計に、ね。

しかし、４月末でもう最下位覚悟の腹くくりが始まるとは、思わなかったな。

なんて、ワイルドなんだ、

という、

「熱いぜ！」のキャッチフレーズもまさに旬、

ベイスターズ、今季は、宝の持ち腐れ感満載の、

「スギちゃん野球」

だったか。

「ラミレス一軍にいるのに、スタメンで使わないぜぇ」

「小池さんいるのに、中日戦でスタメンに使わないぜぇ」

「キャプテンの打率、２割切っているけど、スタメンから外さないぜぇ」

「ジオ、弟の結婚式で帰国許しちゃうぜぇ」

「渡辺直人、スタメンで使わないぜぇ。干しちゃったぜ」

「ユニフォーム宿に忘れて、投手コーチにユニフォーム借りちゃうぜ」

「４月からノーヒットノーランも喰らっちゃうぜぇ」

「完封負けより、若い選手の盗塁や機動力意識づけの方が優先だぜ」

「山口の金髪だって、許しちゃったぜ。去年までは絶対ダメだったのにだぜ。

それでも成績はむしろ悪くなっちまったぜ。抑えなのに信用もないぜぇ。ワイルドだろぉ？」

しばし、どんなにワイルドな野球やっているか、興味ある人はその視点で見ると、

意外と面白いぜぇ？

でもね、

まともにベイ戦見ていると、体調悪くなる一方だぜ～。

それでも見るんだぜ。ワイルドだろぉ？