横浜DB物語　第９１話「審判はGREEN MAN」

横浜DB１－２読売（横浜スタジアム）

僕はもう疲れきって、観戦の余裕が無く、断念いたしました。

現地は、いろんな意味で盛り上がったことでしょう。

三浦大輔のコズミックステイツは発動していたと思います。

高城のリードもあって、結果的に余計にね。

村田の二塁打だけでしょう。まともなヒットは。

なのになぜ負けたのか。

一塁塁審、杉本大成の度重なる未熟なジャッジのせいである。

５回表、古城選手のゆるい三遊間寄りのショートゴロ、

渡辺からの送球がセーフの判定。

まずこれで、一塁後藤も投手三浦も、えっ？となっている。

その後の二死二塁、長野選手のセカンドゴロ。

高いバウンドに合わせた内村が一度握りなおしたが、一塁送球で

アウトのところ、またもセーフの判定。

これは一塁後藤が怒り、中畑もベンチを飛び出して猛抗議したのだが、

何だかよくわからない塁審の強い口調。

？？？

やむなく引き下がったが、

続く松本選手の当たりはレフト前への詰まったフライ、

レフトはラミレスである。

もうちょいで追いつかず、ラミレスの前でワンバウンド。

で、２点。

その裏、後藤が二試合連続になる、怒りの一撃で１点返したが、

そこまで。

９回、両チームあと一本のところまで行きながら、得点は無く、

そのまま試合終了。

ロンドン五輪で

柔道や体操で

微妙な判定をビデオ裁定に委ねているところ、

野球は、本塁打の判定のみである。

だとすれば、アウトセーフの判定については、

きちんと審判に委ねられているんだから、

きちんとしていただきたいものだ。

同時で微妙な判定、というわけではなく、

いろいろ考えたが、

あの塁審は、渡辺や内村の動きから、流れで判定している、みたいで、

しかしそれは、９回表の、読売坂本選手のような悪送球をしないための、

渡辺の三遊間の処理や、

内村の高いバウンドの処理であって、結果として悪送球をしていないわけでもあるのだ。

それとも、アグレッシブに動いて、悪送球してもドンマイで済ませる、

まさかそういう判断でもしているのだろうか？

ボクシングじゃあるまいし、野球に判定勝ちは無いんだよ。

アウトかセーフかで一つのプレーが決まるんだわさ。

エラーの比率を低くするためのプレーが、

まさかと思うが、

体格やら運動能力の高さを優先した、一つのプレーを流れで判断するような

審判の判定をするならば、

線の細い選手や体格の小さい選手は、損するだけではないか。

あるいは、送球のタイミングがどうのこうのという判定がしたいのだったら、

ショーマンシップにあふれている判定の好きなところ、

WBCのデービッドソンだっけか、ああいう方のおいでになるような、

メジャーリーグの審判をやってくれ。

ここは日本である。

レフトがラミレスだから２点なのだ、

というならば、

今日は打てなかったし、ここ数試合不調気味とはいえ、

ラミレスがいることで得点を挙げているのがベイスターズなのだ。

そんな補充戦力も含めて充実しているのは、読売だけだろう。

盤石補強なのだから。

その守備力に目をつぶってでも、ベイは得点力のためにラミレスを獲っているわけで、

負けは審判ではなくラミレスのせいだ、というならば、

そんなお金が無いベイスターズは、

野球やっていられません。

そういう意味でも、

目の肥えたふりをした、読売的な、

三拍子そろった、

あるいは、体格の良い選手でなければ認め難いとしている、

本日のような正しい判定の出来ない審判には、

「金返せ審判チケット」でも存在していたら、

本日のベイスターズファンは、

全員が返金を求めていたことであろう。

戦力ではない。

巨大戦力に魅かれて、公正さを出せない、

本日の一塁塁審、杉本大成氏には猛省を促したい。

現地の一塁側、ライトスタンドの塁審へのブーイング、

本日は正解です。

悔しいながらも、

試合後のイベント、青いスタジアム、綺麗でしたぜ。

行きたかったな。

読売ファンには、なんだい勝ったのに、かもしれませんが、

ここはDeNAベイスターズの本拠地ですから。

ましてや直前とはいえ予告済みのこと。

文句を言うなら東京ドームのやり方も改善した方がいいでしょうねぇ。

今度こそ、勝ちたい。中畑のせいではない。

ただ、監督談話と同じ。

悔しい。

ここまで禊する理由があるとは思えないだけに。