「勝ち味とイップスと小さな目標」  横浜 第111戦 

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    2012年08月30日 23:23 visibility115

本日現地。

終わってみれば、対阪神三連戦を2勝1敗と勝ち越しを決めました。

 

この試合、

まさかの梶谷2ランで先制すると、

更に押し出しで加点し、3-0とリード。

 

ここからおかしくなったのは、先発が高崎だからか。

 

例の無援護病を抱える高崎に、

3点の援護は昨日の駒田理論でいうところの

スタメン最低限のお仕事になった、のだが、

 

阪神の1点目は後藤のトンネルがきっかけ、

2点目は梶谷の併殺を焦ったポロリが原因。

 

勝ちを意識したイップスか。

特に梶谷はこのエラーによる失点で、自分の先制弾をチャラにしてしまった。

 

この2点目を失った後の高崎は絶体絶命だったが、

よくぞ、よくぞ抑えて、

 

しかし6回で交替となり、

リリーフの菊地がブラゼル選手に同点弾を浴びる。

 

またしても、またしても勝ちが付かない高崎。

この辺りはすっかり阪神の有力モードだったので、

とても厳しかったのです。

 

勝ち続けるというエネルギーが足らんのかなあ・・・・・・。

満足しちゃうのかなあ・・・・・・。

 

しかし、8回、

金城、ラミレスの連打からつかんだチャンス、

代打下園が一二塁間をしぶとく抜いて

一塁側は大盛り上がり。

 

9回は山口がきっちり締めて、

 

いつもとは少し違う雰囲気の勝ち名乗りというか、

より一層元気の出る喜び方で、

 

挙句の果てに、お立ち台の下園から

「3位は無理かもしれないんですが・・・・・・5位を目指します!」

 

・・・・・・おいおいおいおい、5位目指してどうすんねん!

と、苦笑しながらも、

 

どう振る舞っていいかわからない、小さな目標が

選手の口から掲げられた。

 

情けない話ではあるが、

考えてみれば、

ここ4年、秋口になると

連敗街道まっしぐらで、14連敗なんてひどい年もあったわけで、

 

それに比べると、

 

まあ、試合っぽっくなってきているのと、

 

3連戦を勝ち越している。

前の阪神戦も1勝1敗1分けであった。

 

 

小さな一歩ではあるし、

他球団ファンから馬鹿にされてしまう低いレベルのことではあるが、

今のベイスターズにとっては、大きな一歩なのだ。

 

前の三連戦で、実際、おこがましくも、

個人的に首位争いの気分で臨んで、結果として勝ち越しを逃したわけであるが、

今日も、快勝できそうな流れを、

勝手に緊張して、エラーで同点に追いつかれてしまった。

 

まだまだ、レベルも低いし、拙いプレーっぷり。

 

ですが、それでも、勝ちを呼び込んだわけで、

 

そのために厳しいところを粘った高崎を、

現地レベルであるが、あえてほめておく。

あとは、もっともっと、精度を上げてくれ。

 

 

 

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