花道
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smiles
2014年04月05日 22:43 visibility198
本日、横須賀スタジアムの二軍戦を観戦。
横浜DeNA対北海道日本ハム戦。
ベイスターズのファンクラブにおける二軍戦無料を生かしつつ、
ちょっと散策とか花見とかが目的で
自宅から1時間半かけて、追浜というところまで行ったわけです。
ベイのスタメン見ていると、何年か前の一軍スタメンレベルみたいな
弱い一軍ぽいのね。
4番ノリ、とか、5番後藤とか。
で、荒波がスタメンで、まあ、あとは微調整かなというくらいで、
実はこの日、記録上荒波が3ランとなっていますが、
実はランニングホームランでした。
日本ハムのセンターが、センター前のライナーに突っ込んで、
ちょっとハーフバウンドっぽくて、うまく合わなかったんですわ。
で、完全な後逸になると、そのまま転々とセンターのフェンスまで転がってしまったので、
荒波の足で、二塁到達前に、よし、帰ってこい!でした。
プロで初めてランニングホームランとか見まして、
ちょっと草野球っぽいよな(失礼ながら)とか思いました。
ここで大差がついたので、日本ハム側が出してきたリリーフが
昨年までうちにいた佐藤祥万で
おおっ、と拍手が沸いて、
このあと2人目が、トレード相手の加藤という選手だったので、
その対決を楽しみにしていたのですが、
投球練習から悪いのよ、祥万が。
ワンバウンドでネット裏まで叩きつけて、
プレー後も変化球がワンバウンドで抜けていて、
ありゃよくねえなと思った次の球が、
春季キャンプから話題だった、ルーキーの、この日2番ライトで出場、
関根大気に直撃。
ストレートだった。
よけてぶつかり、倒れた関根が動かない。
顔だった。
祥万は危険球で退場。
試合は中断。
二軍のファイターズ応援団から「がんばれがんばれ関根!」のコールと、
「関根ごめんね」の叫びが聞こえた。
20分くらい?25分?中断の末、
遠くから聞こえていた救急車のサイレンが止むと、
ライトポール脇から救急車が入ってきて、
担架に関根を乗せて、救急車は退場。
なんか、一瞬、悲しくて泣きそうになった。
祥万は二年前だったか、春キャンプの打撃練習?で?
筒香にぶつけたとかで、
当時、筒香が開幕に間に合わない原因を作ったりしている説があり、
貴重な左腕だが、なるほど、
高田GMがトレードの相手として決断するのも、
申し訳ないが、今日でわかった気がしてしまった。
でも、祥万もがんばれ。
で、関根大気だが、
ツイッターをやっているようで、
数時間前に「大丈夫です」というツイートがありました。
よく晴れて、寒かったけど、気持ちが良かったりする気候の日というものは、
ともすれば、人の心を惑わせたり、狂わせたりするもので、
散り始めている桜に
この上なくもの悲しさを感じさせて、
それは死球退場と、危険球退場と、
その結果、トレード相手同士の対戦も無くなってしまったどころか、
この日タイムリーを放っているノリや後藤が
特にノリが
たとえ筒香が上で現在結果が出ずに苦しんでいるとしても
ノリはそのまま下で行ってしまう可能性すらあり、
しかも、
だとしたら、
秋には厳しいお知らせが駆け巡るのではないか、
でなければDH出場で6回に啓二朗を代打に出されるなんて、
昨年のラミレスと一緒ではないか?
ということを、うっすらと感じてしまったわけで、
都合で、6回終了とともに帰路についてしまったのですが、
生きるとはなんと悲しいものよと、思った一日なのでした。
何より有望な野手が終わってしまった、
この損失をどうするものよ、と思ったくらいでした。
ちなみに、一軍が大量6点を奪って逆転した報を知ったのは、
偶然にも、救急車が退場した直後のことでした。
やっぱ、どこかで、人の息遣いは、繋がってるわ、
たとえ何百キロと居場所が離れていようとも。
まるで野手ひとり分を補うがごとくのような猛攻のようでした。
さ、ニュースを見ますか。
生きるって素晴らしい。
まだ始まったばかり、花道なんてまだ早い。
- 事務局に通報しました。
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