「面白くない野球」へ

4/4  ●１－２X（延１１）　ｖｓC①マツダ　●菊地　

殊　なし　　敢　三浦　　技　長田・石川

謝罪し、解決したとはいえ、モスコーソ未登録問題の余波で、

いちゃもんをつけられたところはあり、

なんとなくしっくりこないまま、試合に入り込めない心境であった。

どうも外野がわさわさすると、集中を欠くし、入り込めない。

それでも三浦が粘り強く投げたわけだが、

篠田投手を打てなかったのか、解説通り良い水準だったということか。

打てないまま試合は進み、

よーし上がってきた、という菊地君が１球で終わってしまうというのが、残念ではありました。

厳しく文句つけてきた黒羽根も、今日は良いリードで、肩は見事でしたから。

惜しい試合、とはいえ、

高木豊言うところの「あまり工夫がない」攻撃で終わってしまったところが気になりました。

4/5  ○９－６　ｖｓC②マツダ　○井納　Sソーサ　ｖ石川

殊　石川　　敢　井納　　技　多村

きちんと見ていない土曜日には勝つらしい。土曜日しか勝っていない。

サンデーモーニングで張本氏に喝を入れさせないためか。

脳天気な印象の井納には勝ち運があるのだろう。

広島があんな悪天候でも最後まで強行したのはあの展開だったからであろうが、

３点差を一気にひっくり返すとは思いもよらずで、

度重なるエラーの連続があったとはいえ、助けられたのね。かなり。

それでも最終回はひやひやもので、危なかった。

広島は強くなっているんだなあと実感。

４/６　●０－１　ｖｓC③マツダ　●モスコーソ

殊　なし　　敢　モスコーソ　技　ブランコ

うん、前田健太を打てないであろうことは覚悟していましたが、

あの少年のような表情が敵にいると、腹立たしく感じるねえ。

ネタ的にバナナ用意しているなんて、やはりなめられているよね。

雨天ノーゲーム試合からの中２日だったら、攻略のチャンスはあったのかもしれませんが、

運がなかったというべきか、

チャンスでうまいことできなかった選手個々の技量を責めるべきか。ううむ。

モスコーソはよく投げたんじゃないの？よくもまあ６イニングも持ったものよ。

トータルで忙しさもあり、あまり細かく見ていられない今季ですが、

この広島３連戦、１勝２敗はともかくも、

３戦とも受け身の感じで、

なんだろう、あまり？かみ合ってはいないんだけど、

開幕を除けば、そこそこ接戦になっているのを

どう判断していいのか、わからない。

今季は記録達成祭りがない分、

初戦の段階では、昨年のモーガンのような猛烈な元気男がほしいと思ったのですが、

本当はそういうことではなく、

きちんとした若い選手を一本立ちさせたいという姿でしょうか。

打てなかろうが筒香を使い続けますとか、

苦しんでも井納を９回ギリギリまで完投させようと

もくろんでいたあたりの試合後コメントから、

まだこの期に及んで育てる監督感を中畑に見出してしまいまして、

これは結果論だが読売戦の平田投入をやはり責めすぎてはいけないか、

もう終わったことだからな、

あれが上手くいっていたら平田は当初の構想通り、

勝ち試合のブルペンのコマになっていたわけだからな、

新しい力は必要だしな、

とまで思ったほどです。

そういうところを求めているわけだから、

ただそれが空回りする中畑イズムについては

采配を責めることなく、素材の活きの良さを楽しまなくてはな、と。

今年はそういう年かと。新戦力が躍動する年。他球団のようにね。

その点では、昨年のようなお祭り野球、奇跡奇跡の連続ではないかもしれないが、

そういう面白くない野球でも構わないわけだよ。

そこを見極めておればいいのだろう。

だから、伸びてこい、投打の若手諸君！

ただ、それでも、相手と戦う時に、

読売と広島相手はいつもながら厳しいねえ。どうなんだろうかこの先。

特に対広島については、受け身すぎるのがちょっとね。気になる。