力不足

「広島が１８年ぶりにシーズン７０勝に到達」

などという報道を見てしまうと、

もう、これまでの努力によるV字回復も、

ここから先に何が待ち受けているんだ、という

壁の厚みを感じさせられるばかりで、

ただただ、道険しの感を深めてしまいました。

三浦はもう十分でしょうし、

え、長田？林？というリレーについては

ベンチワークの内部事情でしょうから、よくやったと思っています。

「打っても打っても点取られるから勝てやしない」とぶつくさ言ったのは

読売に行ってしまった彼でしたが、ｙ

今や逆転現象、が起こっているように見えるほど、

「抑えても抑えても打ってくれないから勝てやしない」現象になっています。

ただ、それならもっと早い時期になっていたはずなので、

これは実質、気配こそあったとはいえ、

９月に入ってからの現象と見るならば、

上位争いなる戦いに突入したあげくの果て、

好機に、プレッシャーも含めての凡退現象、だと思われます。

ここを打ち破っていける戦力なり技術なりが必要なのでしょうが、

しばらくは、こういう状況で打てない、とか、打たれる、とかあり得るでしょうね。

しばらく、というのは、今年に限らず、今後何年か、ひょっとしたらね。

こんなプレッシャー負けの展開まで到達したことは、

喜ばしく思う。

けれど、スコア含めて、惜しい試合、ではダメで、

少なからず、ザ・プロ野球を観たいのです。

特大の本塁打とか、わけのわからないヒットとか、

剛球とか、超遅球とか、美技、好走塁など、

日常では見られないものへお金を出せたなら嬉しいのが

ひいきチームに望むこと。

結果的に良くやった感だけ残る試合でしたが、

あとは野手も投手も、プレッシャーに打ち勝って

平常心の結果に至る野球を。

そのための力が足りないのでしょう。

基礎体力はつけてきたのに、基礎代謝が悪い、というような

戦いっぷりですよね。

９月２１日　　対広島　　マツダスタジアム　●２－３　　●林

　　殊　なし　　敢　三浦　　技　ブランコ・グリエル

残り１４試合、１４連戦。

想定では６勝８敗。

対読売は、読売優勝の場合、調整でペースが落ちるので

５試合のうち２勝はできそうということ。（それでも２勝、なのですが）

対阪神は、６試合２勝４敗。

できればここを３勝３敗で行きたいが。

対中日は１戦１敗。

ハマスタ最終戦予定ですが、たぶん何かやらかすのではないかと。

対ヤクルトは１勝１敗。神宮ラストね。

５勝かと思ったら６勝できそうなのですが、

CS出場チームが調整してきた場合想定ですから、

決していい試合展開はできそうもありません。

５勝９敗もあり得ます。

さて、どうする。