わけがわからん

久保っていい奴だわ。

サヨナラ弾に抱き合って喜ぶブランコと監督に

水をしゃかしゃかかけるんだからさ。

「監督に」ノリと勢いとはいえ、すげえなこの人と思いつつ、

８回１失点で交替させられてですから、

近来の投球と合わせて、この無礼講にあれこれ言える人は少ないわな。

自分の勝ち星にならないこと、そりゃ悔しさもありましょうが、

そんなことよりチームが勝ったということに大喜びできるのが、な。

だいたい「１４戦全部勝つ」なんて言っているのは

久保と、たぶん山口くらいのものでしょうから。

９月２３日　対阪神　横浜スタジアム　○２x－１　○田中

　　殊　ブランコ　　敢　田中　　　技　久保

　　ただ、試合そのものは、

毎試合コピペしているんじゃないかと思わせる、

同じような展開で

チャンスに打てない打てない打てない打てない打てない。

このメンツが揃って打てないから

先発に白星もつかないし

機能しないならそれは選手の問題だろうにと

言わざるを得ない。

筒香は来季を見越しての起用だろうし、

それはそれでわかるんだけど、

その補佐となるべきグリエルとブランコがあれではな。

守りも、併殺４つ完成は見事ですが、

内野フライなどの声掛けが危なっかしく、

これは選手間のミーティングなどでも後で問題提起されるだろうねえ。

久保の表情も、おいおいおいおいって感じで、

昔、清水直行が露骨に石川のショートの守備位置に嫌悪感を表したり

武山を試合中にマウンドまで呼んで叱責したりした頃と

状況が似ている。

個人個人が、がーーーっとやっているだけのような感じ。

９回の田中ブチ込みに至っては、

ああ、投手がつぎ込みすぎでいないなと思いつつ、

先頭マートンだったら加賀という選択肢は？対戦成績がわからんが、

と思ったほどでした。

川村がスポーツ紙のインタビューで「総力戦でつぎ込む」と答えているのを見て

酷使になっているどころか、勝っていても負けていても同じ投手をつぎ込む継投に、

先読みせずにその場対応になっているようなブルペン起用法は危険、と

行き当たりばったり感で最後は翻弄されておわるんだろうなあ、と

厳しい予想を描かずにはいられませんでした。

勝つには勝ったわけで、

主砲の一撃による逆転サヨナラ弾は大喜びすべきなのでしょうけれど

打線、深刻だよなあ、たのむからボールを捉えてくださいよ、と

大喜び感を抱けないままなのでありました。