さらに期待が高まるU21

  • レキ
    2006年08月08日 23:06 visibility77


前半、U21日本代表はU21中国代表のプレッシャーに押され、日本はなかなかシュートを放てず、得点チャンスはなかった。
それでも守備は機能していたように見えた。GK西川のセービングも安定していた。
日本人選手のボールの奪い方とかわし方はレベルが高いだろう。

 

中国代表選手のミドルレンジからのシュートの意識の高さが目立っていた。そのせいもあって中国は3回は得点チャンスがあったように見える。

 

後半に入ると、ペースは中国のものだったかもしれないが、日本は速い攻めを見せるようになった。
枝村のクロスを、中国DFから高さで抜き出たMF本田圭が豪快なヘッドでたたき込んで先制した。

 

個人的には増田の落ち着きのある得点シーンは印象深い。
2列目からFWを追い越した増田がペナルティエリア内で相手DFのスライディングをかわしフリーになり、落ち着いてゴールネットを揺らした。日本人選手は年代を問わず、余裕のあるときにあわててラストのシュートが雑になる、という場面を何度となく観てきただけにこういうプレーができる選手の存在はうれしいかぎりだ。

 

中国は攻撃に力強さがあったが、守備のポジショニング、間合いの取り方、ボールの奪い方といったテクニックで日本より劣っていた。

 

今回選ばれている若い日本人選手には体格のいい選手が多い。平均身長でも中国より高かったのではないか。ディフェンスでぶつかり合ってもほとんど日本人が勝っていた。フィジカルが強い上に個々のテクニックもあり、U21としては今までとは何か違う試合の仕方をしていたような気がした。
今後、反町監督がどう選手たちを育てて、どういう試合運びを目指していくのかが楽しみだ。

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