プロサッカーの試合への信頼を作るのは?

  • レキ
    2008年07月22日 00:34 visibility117


梅雨明けしたてだけど、想像していたよりも暑さがそれほどでもない味スタ。
想像していたよりも入りの悪い観客動員(12000人弱)。

特にどちらのチームが好きとかはないが、友だち3人で観戦に行った。


「味スタはトラックがないんだし客席をもっとピッチの近くまで寄せればいいのに」などと話しているうちにキックオフ。





前半は圧倒的にヴェルディが押す展開。久しぶりに見る大黒は、とても動きがいい上に、運動量を惜しまない。常に裏を狙うポジショニングも絶妙で、彼をなかなか捕まえきれない柏ディフェンス陣。大黒は日本人FWの中ではやはり高いレベルにいると思う。


開始から10分くらいに折り返しのボールを、福西が軽く蹴りこんでゴールを決める。


柏は右サイドにいくらでもチャンスを作れるスペースと蔵川の走り込みがあったのにもかかわらず、そこにはボールをまわさず45分間ヴェルディペースと言ってもいいくらいだった。








後半、流れは変わった。柏はボール回しも前半に比べて丁寧になり、持ち味の全員走るサッカーが生きてきた。攻めの柏と守りのヴェルディの展開が続く。柏が得点なかなか決定的なゴールチャンスを奪えなかったのは、ヴェルディの中央の守備が厚く粘り強かったからだろう。


そんな柏ペースが続く後半30分ころ、ヴェルディがPKを得た。僕の見ていた場所からは観難い位置だったのだけど、あの場面と時間でPKはともかくレッドカードで古賀を一発退場にしたのはどうだったか。そこまで悪質なファウルだったろうか。残り15分ほどでPKをあたえ、11人VS10人にするのは試合を決定付けてしまう。主審のレフリングにはやや疑問を感じた。


さらに柏の攻めでヴェルディ選手にわざとボール当ててコーナーをとりに行った場面があったのだが、これがなぜかゴールキックに。副審の間違いは明らかだった。主審もこの判断を良しとし見のがした。
中立で見ていた僕たちも「これは変だ」と思い始めた。僕以外の2人は審判団に声を上げだした。


そしてゲーム終了間際、李がゴールを決めたのだが、これがオフェンスファウルを取られノーゴール。この場面、確かにヴェルディの選手は倒れていたが、1人はほぼ接触のない人で、もう1人はゴールが決まった後に倒れこんだように見えた。


主審にはどう見えていたのだろう・・・











会場で気にしていなかったのだがこの試合の主審は家本だった。それを知った瞬間にそんなふうに思われる審判とそのジャッジってどうなんだろう。プロのする試合に対しての信頼感が揺らいでしまってはいないだろうか。
わざわざ会場まで足を運んで、お金まで払ったのに、なんとも合点が行かないジャッジのことを3人で話しながら食事に向かったのは残念なことだ。選手のプレーや監督の采配について帰り道は話してかえりたいものだ。





ゲームは2-1でヴェルディの勝利となったが、会場で見た印象としては”引き分けか、柏の判定勝ち”にしか感じられなかった。

自分的MVPはヴェルディは大黒、柏は蔵川にあげたい。


柏の竹本GMは「ビデオで確認し(連休明けに)質問書を出すか決めたい」と行っているらしいが、それも納得がいく。


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