眠くなる試合

  • レキ
    2006年06月05日 23:05 visibility88


なんというか
観ていて眠くなる試合だった。
なぜ眠くなるか? 
同じシーンを繰り返し観ているだけの試合だったからだ。


 

パスをまわし、相手ペネルティエリアのサイドへ切れ込み、センタリング。はじかれてCKかカウンターを食らう。
その繰り返し。


アジア予選でよく見た光景。

 

違いがあるとすれば、1タッチ、2タッチでパスの交換が速くなっただけ。速くなったといっても、相手のDF陣が手間取るような質のある速さではまったくない。

後半メンバーを入れ替えつつ3−5−2から4−4−2、さらに4−5−1へとフォーメーションをかえるけど、選手たちのやることが何も変わらないのだから、無意味だった。

巻の1トップになったとき、彼をポストとして集中的にボールを集めることさえしなかった。


今日の試合はW杯前の最後の試合。何を目的としていたのだろう?

 

守備の面でも相手のセットプレーには、相変わらず危なっかしい守備しかできず、ドイツ戦を教訓に何か対策を立ててきたようにも見えなかった。
このままではW杯本番にはCKやFKのたびに、観ているほうは冷や汗をかかされそうだ。

 

攻撃もただパスがつながるだけで、得点に結びつきそうな場面なんて何回あっただろう…
つなぐだけでなく、もっと相手ペナルティエリアあたりへロングパスを縦に出すとか、ミドルシュートを打つとか、サイドからドリブルでエリア内に切り込んでみるとか、攻撃の仕方はいくらでもあるだろうに。

特に思うのは、ペナルティエリアの中や付近でボールを持てるようなプレーをしてほしいということ。
日本の1番の武器は中村や、サントスや、小笠原などの蹴るFKの精度の高さなのだから、いい位置で相手のファウルを誘うことも考えるべきではないか。

あとは縦への速い攻撃。ロングボールでも強いグラウンダーでもいい。1発でFWにわたればチャンスになるボールが必要だと思う。


オーストラリア、クロアチアを相手にしたとき、ボールを持ってパスをまわすだけでは、相手も怖くないだろう。
逆にインターセプトされれば、ロングボールで大きなFWにボールを当てられ、一気にピンチになるのは間違いない。

プレーの精度は高いのだから、硬軟緩急をつけた攻撃を選手自信が考えて、状況によっては強引とも思える攻撃をしてもらいたい。

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