「引き分け」の持つ意味。
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もりさわ ゆう
2007年04月25日 23:00 visibility36
一言で「引き分け」と言っても、いろんな意味を持っている。
今日、浦和レッズは上海に乗り込んで、先日ホームにて1−0で勝った上海申花との対戦でした。
残念ながら直接試合を観ていないので、どんな内容なのかはわかりませんが、ニュース等で調べる限り、0−0の「引き分け」だったようです。
この結果レッズの、ACLのグループリーグの成績は、4試合を終え2勝2分けで勝点8。
今日シドニーで行われた試合で、3位のシドニーFCが2位のペルシクに3−0と快勝して、勝点を7に伸ばしたものの、わずかに勝点1の差でレッズが辛うじて守った形となりました。
今回のACLは、決勝トーナメントに進むためには、グループリーグで1位にならない限り進めません。
現状では、レッズは首位ですから、このままの差を保てば決勝トーナメントへ進む事が出来ます。
今日はアウェーゲームでしたし、キャプテンの山田選手が退場になってしまっていたので、そういう意味では「引き分けで終わってよかった」と思うべきなのでしょう。
しかし、今日の相手は現在グループリーグ最下位のチーム。
「確実に勝点3を確保しないといけない」相手だと考えていましたし、またそう期待をしていました。
そう考えると、「勝点が2足りない」と感じてしまいます。
今日の引き分けは、「痛い」と言ってもいいくらいだと思います。
でも、別の見方をすれば、「2位のシドニーFCに勝点1の差を付けることが出来た引き分け」とも言えるのかもしれません。
なにしろ、もしも今日負けていたら、勝点で並ばれてしまい今の状況よりも厳しい状況に追い込まれていたわけですから。
「引き分け」をプラスに出来るのか、それとも「マイナス」にしてしまうのかは、次の試合の結果次第だということです。
今日の引き分けをプラスにするために、次の試合でレッズがすることはただ一つ。
「ペルシクに必ず勝つ」という事です。
たとえアウェーで厳しい試合になると予想されても、次の試合は「絶対に勝たないといけない試合」なのです。
「日本代表クラブ」として、フロンターレと共に決勝トーナメントへ進出するために、レッズサポーターに「夢」を見続けさせてもらうためにも、次のアウェー・ペルシク戦は絶対に勝点3を獲得してほしいものです。
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- 事務局に通報しました。
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