誤算〜シャムスカサッカーの行き着く先は?〜
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miyashu
2007年07月05日 21:35 visibility340
大分合同新聞の記事「誤算 下」を読みました。
え、そうなん?
短い記事の中にクエスチョンがいっぱい???
昨シーズン終盤、エジ・トゥーリオが研究されてきて、手詰まりになってきた。
クラブはエジ・トゥーリオという心臓部を変えなければいけないと判断したらしい。
一方のシャムスカ監督は、今シーズンの目指すサッカーに合う選手として、ボランチにマラニョンを連れてきた。
ボランチを変えるという結論は一致していても、その目的は違っていたとうことでしょうか。
記事には、「目指すサッカー」がフロントと監督では違っていたと書かれています。
これまでのいろんな報道からみると、シャムスカ監督は今シーズン、いわゆるポゼッションサッカーを目指していたと見受けられます。
ボールの保持率をあげ、相手にボールを渡さないことで危機を回避し、ボールを回していく中で、チャンスを見つけ、攻撃に行く。
つまり、展開力にすぐれたマラニョン、キープできポスト役もこなし、決定的な仕事をする(というふれこみの)セルジーニョ、そして個人技に優れ、パスもフィニッシュもいけるルイスなんですね。
宮沢もパスの精度を買われての獲得だったと思います。
ところが、フロントはあくまでも研究されてきたボランチを変えるというだけで、目指すサッカーは、カウンターサッカー、高い位置でボールを奪い、素早い展開でゴールを奪うというこれまでのサッカーを志向していたようです。
こうなると、なぜ走らない?という疑問符に、シャムスカ監督が目指すサッカーがからんでいるんじゃないかという疑念も加わります。
(あくまでシロウト考えなので、つっこむところはつっこんでください)
シャムスカ監督も、故障者の続出や、個々の技能の部分で目指すサッカーを徹底するどころか、試合毎にロングボールの多用だったり、がつがつ行ってカウンターだったり、迷走的なポイントのない守備・攻撃だったりとなってしまったんじゃないかと想像しました。
ポゼッションサッカーには、足元の高い技術を擁する選手が不可欠です。
前田なんかまさにうってつけですよね。
根本がシャムスカサッカーで重用されるのも理解できます。
でも、このチームそんなにボール持てる選手いないよねえ。
さて、記事の中に、目指すサッカーの違いが解決しない場合、解任もありうるというような意味の原さんのコメントがありました。
でもここでシャムスカ解任などとなれば誰が後を受けたって迷走するしかないでしょう。
横浜戦の前に、日本人選手だけでミーティングを開き、マラニョンの守備をカバーすることを確認しあったというびっくりな記事も載ってます。
外国人ボランチとFWの補強をすると溝畑さんは明言しました。
この補強でシャムスカサッカーはどう進むのでしょうか。
もう、迷走はやめていただきたい。
何だかなあ、の読後感を残す記事でした。
サポカンで補強を発表ってのも、なんかサポの目先をそらす作戦に思えてしょうがないんですが・・・。
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- 事務局に通報しました。
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