ヴィエラ加入で、実現か?

パトリック・ヴィエラがユヴェントスからインテルに移籍決定。

 

 アーセナルの屋台骨として成長し、ユヴェントスの中盤をエメルソンと共に支えたヴィエラがインテルに加入しましたね。ヴィエラは30才ですが強烈なフィジカルと戦術眼でチャンスの芽を摘む守備と、相手の急所を付く攻撃の上手い選手ですし、2枚でも3枚でも中盤のシステムに柔軟に対応出来ると思います。

 

 で、今年の補強を考えると僕は一つの結論に達しました。

 

 それは3トップの採用。

 

 去年の終盤も3トップを採用する事が多かったと思いますが、中盤にヴェロンとカンビアッソ、ピサロを置くシステムでは守備のフィルターが弱くなりがちで、更にサイドバックにファバッリとサネッティをおいているので、中盤を追い抜いて攻撃参加が出来る場面でも有効活用が出来ていなかった印象が強かったです。

 

 しかし、今年はファバッリの抜けた穴にグロッソとマクスウェル。サネッティのカバーにはマイコンを獲得しているので、去年のような事は無くなるはず。ヴィエラの加入とダクールの獲得でカンビアッソとスタンコビッチ、ピサロの中から常時3名起用しても問題は無くなったと思われる。

 

 左右どちらかにフィーゴ(主に右)で、左にソラリだと典型的な形。

 マルティンスを持ってくると、変形の4-4-2に近い陣形…いろいろなバリエーションが生れてくる可能性がある補強だと思います。

 

 いずれにせよ、中盤の左に対して積極的に補強に動かなかったのはソラリとセーザルが使える目処が立ったか、他の方法論でそこの弱点をなくす事にしたのか?(一部にはソラーリとマキシ・ロッドの交換も噂ありますが)いずれにしても良い知らせだと信じています。

 

 去年のシーズンのスクデットは、新シーズンのスクデット獲得まで喜びをためている僕としては、本当に正真正銘『今年こそ!!』

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