リーガ・エスパニョーラ、裁判所の決定でストライキ回避。


新たなテレビ放映権に抗議するため、スペインサッカー選手会が計画していたストライキが裁判所の決定により中止となり、FCバルセロナが今週末にもリーグ優勝を飾ることになった。

スペインの裁判所は14日に下した決定の中で、ストライキの容認は「リーグ戦の締めくくりを妨げるもので」、「組織の秩序を乱す原因となる」とした。AFEは前週、16日から無期限でストライキに入ると予告し、これに対してプロサッカーリーグ機構は法的手段に訴えていた。

レアル・マドリードやバルセロナのスター選手の後押しを受け、AFEは放映権契約における下部クラブへの利益分配率を多くするよう求めていた。裁判所の決定はこの件に関する調査が行われる間の暫定的なもので、最終決定は6月に出されることが見込まれている。

ストライキが実施されれば、17日に行われるバルセロナの優勝決定がかかるアトレティコ・マドリード戦が中止となる可能性があった。また、23日に行われるリーグ戦最終節や、30日に行われるスペイン国王杯決勝のバルセロナ対アスレティック・ビルバオ戦も中止が危惧されていた。










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