☆第65回春季関東地区高校野球大会出場校~アジェンダ大田原~


第65回春季関東地区高校野球大会は5/18(土)から栃木県で開催される。(秋大は東京は参加しませんが、春大は東京も参加します)
その栃木県の2位として、大田原高校が2年ぶり3回目の出場を果たした。
大田原高校の春季関東大会の通算成績は1勝2敗である。

全国的には無名の大田原高校であるが、ごく一部の高校野球クラスタの中ではアジェンダ大田原として親しまれている。
なぜ、アジェンダ大田原かというと、大田原高校はみんなの党・渡辺喜美代表の出身校で、みんなの党は選挙公約を「アジェンダ」と言っている事からこのように呼ばれるようになった。(やや嘘)






大田原高校は、栃木県北東部に位置し、茨城県と福島県に隣接する人口約77,000人を有する大田原市にある。
学校創立は1902年(明治35年)で、100年を越える歴史を有する公立の男子校である。
野球部は翌年の1903年(明治36年)に創部され、栃木県内では宇都宮高校、足利工業、真岡高校、作新学院に次ぐ伝統を有している。2011年(平成23年)第83回選抜大会の関東東京地区の21世紀枠推薦校に選出されたのも記憶に新しい。

夏の大会予選には、栃木県勢としては真岡高校(真岡中)、宇都宮高校(宇都宮中)、足利工業(栃木県工)、宇都宮白楊(宇都宮農)に次いで、1922年(大正11年)の第8回大会予選(関東大会)に初参加した。
初の予選は2回戦から登場し、前年度予選で準決勝に進出した太田中(茨城・太田一)と対戦、17-5と圧勝し予選初参加で見事に初勝利を挙げた。
その勢いのまま、続く準々決勝では真岡中(栃木)を9-5、準決勝でも銚子商(千葉)を8-7で破り、初参加で決勝進出を成し遂げた。
甲子園をかけた決勝戦では、当時は関東の強豪と称され大会4連覇中の竜ヶ崎中(茨城・竜ヶ崎一)と対戦したが、8-9と惜敗、あと一歩のところで甲子園出場の夢が絶たれた。
その後、最も甲子園に近づいたのは、1986年(昭和61年)第68回大会夏の栃木予選で決勝に進出したが、宇都宮工に0-1で惜敗し悲願は成就されなかった。
輝かしい伝統ある大田原高校が甲子園の舞台に立つのはいつになるのだろうか?

尚、大田原高校と甲子園といえば、「第2回どくしょ甲子園」で全国から寄せられた作品506点の中から「藪の中」という作品で最優秀賞を受賞している。




以上です。

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