☆公立魂〜鷲宮高校野球部の挑戦〜
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鶴丸 深志’
2010年10月02日 17:12 visibility7833
埼玉の公立の雄こと、鷲宮高校。
1995年に春の選抜出場を果し、埼玉の強豪を脅かす存在である。
自ら下積み経験のある、元鷲宮高校の高野和樹監督(現・上尾高校)は、人間教育を重視している。
高野監督は、埼玉高校野球の父こと野本監督の教え子であり、野本イズムを継承するひとりである。
鷲宮高校の部室には「はきもの」という詩が貼られている。
はきものをそろえると心がそろう
心がそろうとはきものもそろう
ぬぐときにそろえておくと
はくときに心がみだれない
だれかがみだしておいたら
だまってそろえておいてあげる
そうすればきっと
みんなの心もそろうでしょう
もうひとつは、「たとえ野球の技術がなかったとしても、野球の道具を大切にする心や自分を成長させてくれるグランドを常にきれいに整備する心を持ち続けられる野球選手になる。」ということばが貼られている。
鷲宮高校のトンボがけは、上体が地面と水平になるくらいに「心」を込めたものである。
以下、公立魂〜鷲宮高校野球部の挑戦〜より
〜公立魂〜
公立魂その 1:強豪校のサイン盗み、伝達は当たり前。それに対処し、それを上回る強い気持ちで立ち向かう
公立魂その 2:中学生が入りたいと思う雰囲気をつくる
公立魂その 3:自分たちが一番だと誇りを持てるものをつくる
公立魂その 4:大事なことは同じ話を何度でもくりかえす
公立魂その 5:グラウンド整備は命がけでやる
公立魂その 6:どんなときも全力疾走、全力プレーを徹底する
公立魂その 7:熱い野球をしよう
公立魂その 8:言い訳をしないで前向きな言葉を使う
公立魂その 9:毎日目にする言葉によって、あるべき姿をイメージする
公立魂その10:反骨精神を持ち続ける
公立魂その11:不得意なものに挑戦する
公立魂その12:自分の弱さに気づかせるため、優等生もあえて怒る
公立魂その13:価値のない涙は流さない
公立魂その14:ゴールの見えないマラソンを経験させる
公立魂その15:コミュニケーションを積極的にとる
公立魂その16:“イズム”をより理解した3年生で勝負する
公立魂その17:一度落ちると再浮上は困難。安定したチーム力、成績を維持する
公立魂その18:対戦相手にも好感を持たれる魅力あるチームになる
公立魂その19:チームのため、甲子園のために練習でも泣ける熱さを持つ
公立魂その20:キャプテンはひたすら何も言わないで練習する姿が必要
公立魂その21:キャプテンは媚びない
公立魂その22:できなかったことができるようになる喜びを知る
公立魂その23:自分の存在を人のために役立たせる
公立魂その24:ミスは流さないでその場で指摘する
公立魂その25:キャプテンに近い働きをする副キャプテンが複数いる
公立魂その26:チームワークは作るものではない。雰囲気、関係ができて初めて生まれてくる
公立魂その27:選手自身に気づかせる。気がつくまで待つ
公立魂その28:悔しさを知らない、失敗を知らない勝利者や名選手はいない
公立魂その29:優れた選手はピンチをチャンスに変えることができる
公立魂その30:寮を持つ私立に負けない食事環境をつくる
公立魂その31:負けず嫌いな性格を利用する
公立魂その32:経験がない、固定観念がないこともひとつの魅力。コンバートは大胆に敢行する
公立魂その33:挑戦しないで逃げているといつまでたっても自分を成長させられない
公立魂その34:人間の能力には限界がないことを知る
公立魂その35:ただ勝つだけではダメ。全員が“目指す”全員野球をする
公立魂その36:チャンスは平等。その中で、試合に出るつらさや重圧を理解させる
公立魂その37:チ ームの徹底事項を守れない選手はいくらいい選手でも使わない
公立魂その38:可能性のある人間は何とかする。チームメイトのためにキレない
公立魂その39:言葉に魂を込める。相手の心に刺さる言葉こそ本物の言葉
公立魂その40:メンバー外の選手にも最後まであきらめさせない
公立魂その41:みんなの代表としてベンチに入る使命は何なのか、責任とは何なのかをわからせる
公立魂その42:自分の高校を好きになる。野球をもっと好きになる
公立魂その43:スタンドから“心の叫び”を送る
公立魂その44:生徒と本気でつきあっていれば、自然と「この人のために」と思う教え子が出てくる
公立魂その45:やればできることを実感させる
公立魂その46:自分たちの負けパターンを知り、対処法を知る
公立魂その47:同じ失敗をくり返さない
公立魂その48:こだわりのある必殺技を持つ
公立魂その49:周りがどうとは考えない。独自の色を出すことで“らしさ”が出てくる。周りと同じ色では勝てない
公立魂その50:中学時代の関係を利用する
公立魂その51:凡打でも全力疾走する
公立魂その52:自己責任を徹底する。自己責任をまっとうし合える責任感の強い集団こそ勝てるチームになる
公立魂その53:春の大会も全力。公式戦で勝って自信をつける
公立魂その54:やっている野球が認められれば、経験豊富な他校の監督も応援してくれる
公立魂その55:本気で目指す。「公立なのによくやった」で満足しない
公立魂その56:緊張感をつくっているのは自分。己の中の敵に気づき、やるべきことをしっかりやれば克服できる
公立魂その57:私立に負けないという意地を持ち、自分がベストパフォーマンスできる方法を考える
公立魂その58:相手の負けパターンを知り、そこにつけこむ
公立魂その59:見えない能力がチームをパワーアップさせる
公立魂その60:ラッキーボーイを見極める
公立魂その61:4番はチームの顔。技術よりもチームの象徴となる選手を置く
公立魂その62:公式戦で勝つことの優位さを理解する
公立魂その63:イメージを定着させ、キャッチフレーズを作る
公立魂その64:好投手がいるときこそ先手必勝の先攻
公立魂その65:必殺技は全員がマスターする。「○○だから」は関係ない
公立魂その66:あえてやるからこそ、与えるダメージも大きい。必殺技はわかっていてもやる
公立魂その67:スペシャリストを起用する
公立魂その68:「取捨選択」。あきらめる、捨てる勇気がスペシャリストを生かす
公立魂その69:負けて終わりではない。負けを糧に新たなスタートをきる
公立魂その70:応援されるチームになる
公立魂その71:夢や目標を言葉にし、思い続ける
公立魂その72:思わない夢は叶わない
〜鷲高格言〜
鷲高格言その 1:『はきもの』
鷲高格言その 2:『いい選手である前にいい生徒であろう いい生徒である前にいい人間であろう』
鷲高格言その 3:『ものにも命がある』
鷲高格言その 4:『たとえ野球の技術がなかったとしても、野球の道具を大切にする心や自分を成長させてくれるグラウンドを常にきれいに整備する心を持ち続けられる野球選手になる。』
鷲高格言その 5:『全力疾走 走る姿を見ればその人の心がわかる』
鷲高格言その 6:『練習で何をするかより どういう気持ちで臨むか それが大事だ』
鷲高格言その 7:『失敗に失敗を続けても それを次につなげてく人 そんな人に俺たちはなろう』
鷲高格言その 8:『人間力に到達点はない無限だ。限界がない。』
鷲高格言その 9:『信用、信頼はお金じゃ買えない』
鷲高格言その10:『半端な努力じゃ何も変わらない』
鷲高格言その11:『不可能を可能にするのは死にもの狂いの練習』
鷲高格言その12:『球際という言葉(球ぎわに強い選手) 守備者だけでなく投手にも球際があり、捕手にも走者にも打者にも皆球際がある 球際に強い選手になるためにはやってやってやり上げなきゃだめ 量をやると量が質を変える』
鷲高格言その13:『人生最大の敵は自惚れ 最大の味方は努力』
鷲高格言その14:『投手はハートが強くない限り、どんないいボールを投げられたとしても大成しない』
鷲高格言その15:『臥薪嘗胆 一度味わった屈辱を晴らそうとし、苦心、苦労を重ね、チャンスの到来を待つこと』
鷲高格言その16:『勇気ある投球はボールの勢いを生む。恐怖は逃げの投球を生み、不安はコントロールミスを生む。技術の差ではない。気持ちの持ち方で大きく変わる』
鷲高格言その17:『攻めの投球』
鷲高格言その18:『意識→行動→習慣→人生→運命』
鷲高格言その19:『最後の日までレベルアップを続けろ』
鷲高格言その20:『腐らず 挫けず 諦めず』
鷲高格言その21:『メンバーや背番号は与えられるものではなく、自分自身の力、行動でつかむもの』
鷲高格言その22:『浮ついた責任感のない人間にメンバーはまかせられない』
鷲高格言その23:『勝つためのこだわり』
鷲高格言その24:『一球に対する思い、考え方を強く』
鷲高格言その25:『一球をおろそかにする者は一球に泣く』
鷲高格言その26:『勝者は常にあきらめない』
鷲高格言その27:『徹底』
鷲高格言その28:『今、自分が勝つために何をすべきかを常に考え、そして行動せよ』
鷲高格言その29:『野球は必ずしも強い方が勝つとは限らない』
鷲高格言その30:『“いいチーム”“強いチーム”“勝つチーム”そのすべてを目指し日々戦っていこう』
以上です。
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