☆甲子園出場校ぶらり散策日記〜春季関東大会2年連続優勝記念〜








埼玉県の南東部に位置し、全国で唯一のひらがな名称の県庁所在地で、人口が約120万で日本で9番目に多い、さいたま市の緑区に、浦和学院があります。




浦和学院は、今年の春季関東大会で2年連続3回目の優勝を飾りました。
過去の日記で、春日部共栄、大宮東と一緒にさらっと取り上げただけなので、今回の優勝を祝して、きちんと取り上げたいと思います。




浦学は、生徒数が2,400人を超える埼玉県内屈指のマンモス校で、春の選抜に6回、夏の選手権に10回出場し、甲子園通算勝利数は18勝16敗で、通算出場回数、通算勝利数ともに埼玉県内最多を誇る名門です。
最高成績は、1986年(昭和61年)に初出場した夏の選手権と1992年(平成4年)春の選抜でのベスト4です。





浦学野球部は1978年(昭和53年)に創部され、翌年の夏の埼玉大会に初めて出場しましたが、初戦で熊谷商に1-8で敗れました。
その後、1984年(昭和59年)に上尾高校を春夏6回甲子園に導いた、『埼玉高校野球の父』こと、野本喜一郎氏が監督に就任し、2年後には見事に夏の甲子園の切符を手に入れました。
しかし、野本監督は病気のため夏の埼玉大会前に辞任しており、病院の病室で甲子園の開幕式を見届けた夜に、64歳の生涯を閉じ、初めての甲子園でプレーする教え子達の勇姿を見ることはできませんでした。






今でも埼玉の高校野球界は、野本監督の教え子達によって、野本イズムが受け継がれています。









以上です。













































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