☆祝! センバツ21世紀枠出場校 放浪記~石岡一高~
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鶴丸 深志’
2019年01月27日 10:51 visibility2870
茨城県のほぼ中央に位置し、東京から約70km、成田空港からも約70km、市内には国道6号や常磐自動車道、JR常磐線も通っており特急で品川まで約1時間少々、市のほとんどは平坦で、西から北にかけて筑波山などの山がつらなり、1級河川の恋瀬川のそそぐさきには日本第二の湖である霞ヶ浦が広がり、明治の末まで遡ると水戸市に次ぐ人口を有し、商都として商業と醸造・製糸などの産業が大いに栄えていた石岡市に、石岡一高がある。
石岡一高は1910年(明治43年)に新治郡立農学校として創立された歴史を有し、野球部は1923年(大正12年)に創部された。
夏の予選には、1925年(大正14年)の第11回大会予選(関東大会)に、県内では竜ヶ崎一、土浦一、水戸商、下妻一、茨城、太田一に次いで、水海道一、水戸一と共に初参加した。初の予選は宇都宮商に 0 - 28 と大敗であった。
翌年から長らく予選には参加せず、夏の予選初勝利は、1949年(昭和24年)の第31回大会予選(北関東大会)で、谷田部(現・つくば工科)に 6 - 2 で勝利した。
夏の予選通算成績は、72勝74敗である。
近年、石岡一高はめきめきと実力をつけ、2016年から2年続けて春の関東大会に出場し白星も挙げた。昨秋は県大会で強豪私学の明秀日立、土浦日大を破ってベスト4入りを果たした。
石岡一高には注目すべき点が二つある。
一つは、最速147㎞のプロ注目右腕・岩本投手である。中学時代はオール茨城県南選抜(軟式)のエースとして、2016年の全国大会でベスト4入りを果たした好投手。石岡一高では1年生からベンチ入りし、1年春の関東大会では健大高崎戦に登板し、青柳監督からも高い評価を得ていた。
もう一つは、川井監督である。川井監督は、一部マニアには大人気の「R」マークのユニフォームで文武両道の伝統校・竜ヶ崎一高出身で、高校時代に2度甲子園に出場、名遊撃手として活躍し、松井秀喜を擁する星稜と対戦し接戦を演じた。前任の波崎柳川高校でも、2004年秋には関東大会、2005年の夏の県大会では決勝に導いた県内を代表する名監督である。
農学校として開校した石岡一高、初の甲子園で昨年夏の金足農業に続き旋風を巻き起こせるだろうか?
最後に、平成最後のセンバツ大会に予選皆勤校の米子東が出場することにとても感激してます。
以上です。
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