☆選抜への道~高校ラグビー東京都新人大会観戦記 本郷 VS 都立青山~
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鶴丸 深志’
2020年01月19日 13:36 visibility2034
球春の到来を告げる第92回選抜高校野球大会の出場校が1月24日に発表される。
選抜といえば、高校ラグビーも春の選抜大会出場をかけ、各地で熱い戦いが始まっている。
100回目の冬が来る前に、できるだけ多くラグビーの強豪校や伝統校の試合を観ておきたいと思い、東京都新人大会が行われる巣鴨駅近くの本郷高校に向け、愛車のレクサスCT200hを走らせた。
観戦したかったのは、本郷と都立青山の準々決勝の試合だ。
本郷高校は、1923年(大正12年)に創立された偏差値70の男子校で(いつの間にか中高一貫の進学校になっていた。現在はスポーツ推薦は行っていないようだ。)、ラグビー部は1985年(昭和33年)に創部された。
花園では準優勝の経験を持ち、花園通算成績は12勝10敗2分である。ジャージは黒と白である。
一方の都立青山高校は、1940年(昭和15年)に創立された偏差値71の進学校で、ラグビー部は1945年(昭和20年)に創部された。
東のラグビーの聖地、秩父宮ラグビー場に最も近い高校で、花園出場は無いが都立高校屈指の実力校である。ジャージは黄と黒で、所謂、慶応カラーでしょうか?
試合の方は、本郷が終始有利に展開した。前半14分頃にトライで先制。前半18分頃にはトライとコンバージョン、前半28分頃にもトライを決め、17 - 0 で前半を終えた。
さらに本郷は、後半開始直後の2分頃にトライを決めると、後半13分頃にはトライとコンバージョン、後半15分頃にはトライ、後半20分頃にはトライとコンバージョン、後半26分頃にもトライを決め、46 - 0 で勝利し、準決勝に駒を進めた。
都立青山は、敵陣5mライン付近まで4、5回ボールを運んだが、反則や相手にボールを奪われたりでトライを逃した。
続く第二試合は、國學院久我山(濃紺)と都立狛江(オレンジ)の対戦。
やはり、花園通算90勝(全国4位)、優勝5回、準優勝2回を誇る國學院久我山は強かった。
これから先は、各都県の新人大会上位2チームが関東新人大会に出場(野球と違い東京に単独枠はありません)、関東新人大会の上位6チーム(前年優勝ブロック枠1を含む。また、埼玉には開催地枠1が別に認められています。)が熊谷ラグビー場で開催される選抜大会に出場できる。
なお、観戦に来ていた中学生ラガーマンの話では、今年は「國栃」(W杯で活動した田村優の出身校)がかなり強いらしいです。
以上です。
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