
☆第107回全国高校野球選手権大会仮想組み合わせ 〜あと一歩で夏の甲子園編〜
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鶴丸 深志’
2025年08月24日 12:00 visibility120
第107回全国高校野球選手権大会は沖縄尚学の優勝で幕を閉じた。
大会が始まる前から、私が師と仰ぐ篠山先生の「勝者には熱い拍手を、敗者には優しいブルースを。〜by 川端 順〜
1校しかないんですよ、負けないのは。負けるのが大事。全力で戦って、全力で負けるのが大事なんです。それが糧になる。hard fighter, good loser. 〜by 鬼嶋 一司〜
両チームとも良くやった。先ずはゆっくりと温泉にでも入り休んで下さい。そして金足農は次のステージ甲子園で頑張れ。鹿角は秋の大会に向けて、新しい歴史を創って行って欲しいと思う。」
という記事が気になっており、思い切ってここで筆を執ることにした。
第107回全国高校野球選手権大会の出場校が、昨年時点であと一歩のところで夏の甲子園を逃している高校だけだったらどんな組み合わせになったのだろうか?
これまでの夏の各都道府県大会において、決勝での敗退回数が最も多い高校を甲子園出場校とみなします。(※夏の決勝敗退回数が同じ場合は夏の予選勝利数が多い高校を選出します)
1回戦
鎮西学院(長崎)- 輪島(石川)
米子西(鳥取)- 仙台工(宮城)
安来(島根)- 宮﨑第一(宮崎)
秋田南(秋田)- 宮古(沖縄)
生光学園(徳島)- 畝傍(奈良)
日大高(神奈川)- 鯖江(福井)
高知東(高知)- 綾羽(滋賀)
上野(三重)- 川口市立(埼玉)
旭川東(北北海道)- 尾道(広島)
那賀(和歌山)- 水沢(岩手)
津名(兵庫)- 三島(愛媛)
八戸工(青森)- 修猷館(福岡)
下妻一(茨城)- 聖隷クリストファー(静岡)
大田原(栃木)- 唐津東(佐賀)
東京学館浦安(千葉)- 大分雄城台(大分)
岐阜総合学園(岐阜)- 米沢中央(山形)
室蘭清水丘(南北海道)- 開新(熊本)
2回戦
下松工(山口)- 高岡向陵(富山)
栄徳(愛知)- 帝京大高(西東京)
白河実(福島)- 富士学苑(山梨)
玉野(岡山)- 諏訪清陵(長野)
高松南(香川)- 大阪商大堺(大阪)
利根商(群馬)- 西舞鶴(京都)
新発田(新潟)- 東海大高輪台(東東京)
鹿児島南(鹿児島)- 鎮西学院 - 輪島の勝者
■正真正銘、今大会に綾羽、聖隷クリストファーの2校が悲願の甲子園初出場を果たした。そして、両校ともに甲子園初勝利をあげた。また、聖隷クリストファーの上村監督は浜松商、掛川西、聖隷クリストファーの3校を率いて甲子園出場を果たし、昭和、平成、令和の3元号での甲子園勝利を飾った。
■旭川東はこれまで夏の道大会決勝で全国最多となる11回敗退している。スタルヒンが在学中には1933年、1934年と2年連続で道大会決勝に進んだ。
■生光学園は私立高校。これまで徳島から私立高校の出場は春夏通じて一度もない。
■伝統校同士の対戦となる、大田原 - 唐津東の試合には多くの卒業生たちが集まりそうだ。鎮西学院、旭川東、畝傍、修猷館、下妻一、諏訪清陵、新発田も野球部創部から120年を超える伝統がある。
■岐阜総合学園は私立みたいな校名だが県立高校だ。
■東海大高輪台は野球部のある東海大学付属高校の中で唯一出場がない。なお、東海大学付属高校の校歌のメロディは全て一緒だ。
■帝京大高は帝京商業時代の1939年夏の東京大会で優勝したが、出場選手に中等學校より下の生徒がいたことが判明し出場を辞退した。この生徒の一人が、後に「フォークボールの神様」と呼ばれる杉下茂氏であった。
以上です。
- 事務局に通報しました。
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