いつも彼らはどこかに

”いつも彼らはどこかに”  小川洋子著  新潮社
筆者の作品は久々。文章およびその独特な雰囲気が好み。
 多くの小品は喪失を主題にしているが暗さはあまりない。
時代も地域も限定されないぼんやりとした場所で、
 登場人物は感情をあからさまに表現することも少ない。
  ひっそりとただひたすらに寄り添う。
   生き、存在し、静かに時は流れる。

 

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