気温とランニングペース

ニックネームを、ラインのクリエーターネームと同じ「もこふく」に変更しました。




もうすぐ7月ということで、秋田も半月ぐらい前から暑くなってきました。


 


気温が高くなってくると走っていて毎回思うのが、「すぐ苦しくなる」、「ペースが上がらない」ってことです。涼しい時期に比べてもすぐに息苦しくなり、タイムも落ちてしまうので、だんだん自己ベストに近いタイムで走れなくなってきます。そうなると、「あれ?走力落ちた?」とだんだん不安な気持ちになってしまいます。


 


そこで、「暑い時期は涼しい時期に比べるとどうして走るのが遅くなってしまうのか?」を調べてみました。


 


 


気温が上がると表皮の温度も上がるため、血流量が増加します。


この血流は普段は筋肉に酸素を送り込むことが主な目的なのですが、暑くなると表皮近くに集まり、汗となって体を冷却させるという役割が強くなります。


 


その結果として筋肉への酸素の供給は少なくなるため、より酸素を体に取り込もうと心拍数が上がり苦しくなります。なので暑い中の運動はいつもよりも負荷がかかっています。


つまり、


 


暑い日は涼しい日と同じペースでも心拍数が高いので、涼しい時のペースより速く走らないと筋力面では同じ練習効果が得られないけども、心肺面では涼しい日より遅いペースでも、涼しい日と同じぐらいの運動強度になるということになります。


 


なので、夏の暑い日にペストタイムを狙って走るというのはとても厳しいというのは当然で、体にも負担が大きなものとなります。


 


 


なるほどーー。


 


 


これで、安心して「暑いからペースが上がらない」、「暑いからタイムが落ちた」という言い訳が使えるということになりますね。よかったよかった。


 


 


夏は、記録なんか狙わずに、「心肺面を鍛えるんだ」と言い聞かせてタイムを気にせず「ゆっくりペース」でランニングしよーっと。


 


そうすれば、涼しくなってきたときにどれだけペースを上げて走れるようになるか楽しみですね。

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